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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2016年10月05日(水)

種付け料

 凱旋門賞、マカヒキ、残念でした。今回から、外国の重賞もネットで買えるシステムを中央競馬会がはじめたので、マカヒキの馬券買いましたよ。見事に外れたな。直線での失速ぶりは尋常ではなかった。
 父の無念を晴らすという物語はできていたんだけどね。やはり、ディープインパクトの子では、凱旋門賞は勝てないような気がする。瞬発力はあるけど、タフさに欠ける。オルフェーブル産駒を待つしかないのかも。
 
 で、この前、競馬好きが集まって大井競馬に行った。ナイター競馬で、照明に照らされて、サラブレッドが「ドドドッ」と駆けるシーンは、カラフルで迫力あって、胸躍る。ちなみに、6レース買って、3レース的中。
 うん、エライ!
 勝ち分は帰りの居酒屋で、みんなにおごって、チャラ。競馬で儲けた金はパーッと使った方がいいんですよ。
 で、ディープインパクトの種付け料が、3000万という話をしたら、男どもは口々に「一発やって、3000万か」と、羨望のため息――。
 わかりますよ。1射精で3000万ゲットって、ありえねえ。羨ましすぎるでしょ。まあ、貰うのはディープ本人じゃなくて、周りの人間だから、彼本人は「また今日もやんのかよ」って、たぶん食傷気味だと思いますがね。
 しかし、一頭の馬がいったいいくら稼ぎだすのだろう? 生涯で1000億は超えるんじゃないか。競馬って一大産業だな。
 先日の、日本で発売した凱旋門賞1レースの売り上げだけで、41億だもの。しかも、レースの総賞金が6億だというし。
 ああ、馬主になりたい。安い馬でもいい。地方で走るのでもいい。オーナーになって、自分の馬が競馬場で走るのを観たい。
 だが、この年収と資産額では、馬主になる資格を満たせない。最初は、一口馬主でいいかもね。

 で、今月は。
 12日に『トラッカー恋唄』(双葉文庫)
 21日「特選小説400号記念号」(綜合図書)
 26日に『高慢女性課長』(二見文庫)
 が、出ますのでよろしくお願いします。

「日刊ゲンダイ」と「双葉WEB」でも、『よろめき淫ストール』連載しています。
 

 
 

 
 

2016年10月13日(木)

『トラッカー恋唄』発売

『トラッカー恋唄』(双葉文庫)が今日発売されました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%81%8B%E5%94%84-%E5%8F%8C%E8%91%89%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4575519405/ref=pd_bxgy_14_2?ie=UTF8&psc=1&refRID=DD7JYK3G92H0GS6DZG8T
 トラック野郎は、男の夢ではないでしょうか?
 男の夢を、小説にしました。
 ぜひ、読んでいただきたい一作です。

2016年10月23日(日)

「特選小説」400号記念号発売

「特選小説」400号記念号が発売されています。霧原も短編「あの初恋をもう一度」を上梓しています。
 最初読むと、あのパターンかと思うでしょうが、読み進めばわかります。私にとっては、かなりの挑戦作であることに。内容は、読めばわかる。

 しかし、官能雑誌が400号というのは、かなりすごいな。1983年創刊らしいから、もう33年つづいていることになる。
 昔は、SM誌だけでも10冊近くあったし、官能作家が作品を載せる媒体は数えきれないほどあった。「特選」の競合誌として、「小説CLUBロマン」なんてのもあった(親会社の倒産とともに休刊)。なのに、今は新作掲載できる雑誌は、ほぼ「特選小説」だけ。
 何でこうなってしまったのか? あの「S&M スナイパー」は広告掲載で制作費の多くを賄っていたのだが、その広告が取れなくなって、休刊に追い込まれた。
 その点、「特選」は大丈夫だ。そもそも、広告収入に頼っていない(笑)。
 スナイパーの場合は、他に「電子系」によって、やられた。インタネットの普及によって、読者の多くがそっちに走ったという噂もある。これも、「特選」は大丈夫だ。年齢層が高いから、あまり電子系に走らない。というか、走れない。
 ただ、全体に言えるのは、官能がどんどん疎外されて、つまり、クリーンな社会から弾きだされつつあるってことだろうな。
 しかし、下半身の暗部をいくら無視しようとしても、生身の人間である限り、それは無理だ。そもそも、人のセックスは『生殖』と無関係ではないし、また、生殖と無関係なところに、「ヘンタイ」がある。
 何を言いたかったのだろう? つまり、下半身の問題は絶対になくならないし、それを疎外しようとすると、しっぺ返しを食らうってことだ。
 したがって、「特選」も官能文庫も絶対に必要とされる、つまり、なくならない。
 だいたい、セックスが嫌いな人間など、俺は信用しない。たとえ鬼籍に近づいても、セックスからおさらばすることなんかできない。
 枯れた――なんて、女を安心させるための偽装でしょ。

 何はともあれ、いろんな版元で出している官能作家が一堂に会して、作品を上梓する「広場」はなくしてはいけない。ファンの入り口にもなるしね。
 まあ、大丈夫でしょう。
 少ない予算で、少ない人員で、年に15冊ほど出すのは、容易ではないと思うけど、とにかく続けてほしい。
 官能作家が力を合わせて「特選小説」を守らないとね。
 睦月さんも書いてたけど、「特選小説」は「最後の砦」だから。

  

2016年10月26日(水)

『高慢女性課長』発売

 今日、『高慢女性課長』(二見文庫)が発売されました。
 いや、随分とエッジの利いたタイトルです。最初、「うん?」と思ったけど、インパクトあって案外いいかも。
 内容は帯をそのまま引用すると、
「女子社員を一晩だけ好きにしていい、と言われた男は、自分をバカにし続けた、課長・冴子を指名するが……」
 早期退職を受け入れる代わりに、社のOLを一晩だけ抱いていい――現実にはそんなセクハラ会社、絶対にないけど、まあ、そのあり得ない男の夢を描きました。
 女課長、かわいい元部下、人妻秘書、ツンデレOLと登場します。
 一気に読めると思います。ぜひ、手に取ってくださいませ。
 http://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E6%85%A2%E5%A5%B3%E6%80%A7%E8%AA%B2%E9%95%B7-%E4%BA%8C%E8%A6%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4576161660/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1477410378&sr=1-3 

 しかし、日本シリーズ、ようやく面白くなってきた。このまま、日ハムが3連敗したら、史上最低の日本シリーズだと危惧していたが、さすが大谷君、やってくれますね。ヒーローインタビューもあのクールさは何? 彼の頭はほんと一点の曇りも感じられない。イチローにつづく、極めて現代的なヒーローだね。

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