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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2009年05月01日(金)

ようやく終わった

 長いトンネルを抜けました。
 4月は書き下ろしがないから楽だなんて思ってたら、これが大間違い。
 双葉のWEB連載を2章分書きため、プロットを二本作り(霧原はひとつのプロットを書くのに、原稿用紙20枚くらい書くから、長すぎる)、「小説NON」と「特選小説」と今度出る双葉の短編を書き、ぶんか社の連載を二回分書き・・・

 はっきり言って、くたびれました。
 結局書き下ろし一冊分の枚数書くはめに。それだったら、書き下ろし一本書いたほうがよほど精神的にいい。
 七つか八つのそれぞれ異なる世界に旅立つより、ひとつの世界に集中したほうがはるかにいいです。
 そうするために、他のものを早めにあげたのですが。

 明日、明後日は一行も書きません。
 そうしないと、パンクする。
 
 英気を養って、4日からまた書き下ろしです。
 今度は三ヶ月つづく。試練だな。

 でも仕事があるのはいいことです。作家にとって、〆切がないというのは、ほんとつらいことですから。
 幸せを噛み締めて、仕事します。

 今月は、二見文庫で『うちの嫁』という新刊が出ます。好調な「嫁シリーズ」です。乞う、ご期待!

 とにかく、明日明後日は執筆は忘れます。

 

2009年05月08日(金)

快調!

 ゴールデンウイークを過ぎて、ようやく世の中も静かになった。
 霧原も快調に書いています。
 双葉の書き下ろしを書きはじめて、四日間で第2章まで書き終えた。
 やけにペースが速い!
 今回の作品はプロットに時間をかけたせいか、ほとんど頭のなかで出来上がってるというせいもある。
 このペースだと2週間で書き終えることになるが、まあそうはいかないだろう。

 でも、書き下ろしに集中できるって、やっぱり幸せ。
 途中で短編などが入ってくると、がくっとなる。再開の際、そこまで気持ちを持っていくのが大変だ。

 人間ドッグの結果がでた。きわめて良好な数値。ただ一点を除いては。
 それが何かは、ちょっと書けない。
 来週、精密検査してみます。たぶん、大丈夫だと思う。
 あのとき、どうしてこうなったか心当たりがあるから。

 豚インフルエンザ上陸に備えて、高性能マスクをネットで頼みました。
 驚いたのは、「タミフル」ってネットで買えること。しかもかなり安い。
 迷ったが、今のところはやめておいた。
 やはり、買っておくほうがよかったかな?


 

2009年05月09日(土)

石が!

 今日、精密検査したら、恐ろしいことが判明しました。
 人間ドックの唯一まずい箇所は、じつは尿潜血でした。それで泌尿器科でスキャンしてもらったら、右の腎臓にひとつ、前立腺にひとつ、結石が発見されました。
「おお、あるね」
 医者の声とともに、画像を見ると、腎臓にくっきりと白い物体が。
 絶望的な気分で、膀胱のほうを見てもらったら、前立腺にも白いものがはっきりと映っていました。
 じつは前に尿管結石という最高に痛い病を患っているので、一瞬真っ青に。
 でも、診断は「問題なし。治療の必要なし」だとか。

 結石は3ミリ程度の小さなもので、悪さもしてないから、砕く必要もないらしいです。
 しかし、前立腺の結石はショックでした。なぜって?
 前立腺マッサージが受けられない(笑)。
 もみもみされたら、石が組織を傷つけて大出血。あくまでも想像ですが。
 でも、前立腺マッサージ受けてなくてよかった!
 友人に「最高に気持ちいいよ」と言われ、一時その気になってたから。
 
 結石持ちはあまり気持ちがいいものではないけど、アコヤガイのように体内で真珠を育ててると考えればいいか。
 

2009年05月21日(木)

『うちの嫁』

『うちの嫁』(二見文庫)の見本が届きました。好調「嫁シリーズ」です。
 今回はまた趣向を凝らしてあるので、充分楽しんでもらえると思います。
 じつはこれ最初は『みんなの嫁』という仮題がついてたくらいで、だいたい内容は推測できますよね。
 帯の「男所帯に紅一点 夜の竹内家に何かが起きる!」
 というキャッチ気に入ってます。25日発売です。
今年出した新刊3冊はおかげさまで順調に売れているようです。この本も売れてほしい。

 双葉の書き下ろしは書き終わって、只今推敲中です。
 思ったより早く書けました。
 この後、来週からは双葉のWEB連載『お見合い*すくらんぶる』の残りを書く予定です。
『お見合い*すくらんぶる』はいよいよ佳境を迎えています。読んでいただければうれしいです。
 その後で短編二本書いて、来月からは竹書房の書き下ろしです。
 気が抜けませんが、仕事があることの幸せを噛み締めて、一作一作ベストを尽くしていきたいですね。

 もっとも今体調は最悪で、昨日から喉は痛いし、咳は出るし・・。
 新型インフルエンザではないです。
 いつも書き下ろしを終えると、こうなるのです。たぶん、体がほっとしちゃっうんでしょう。
 もっともそのお陰で、新型インフルエンザ用に買ったマスクが役に立った。
 豚イン、関東にも飛び火するのかな?

2009年05月24日(日)

『古本屋の主人』

『古本屋の主人』(『小説NON』6月号 6月1日発売)の見本が届きました。40枚の短編ですが、学生街の古本屋のオヤジが覗きにとりつかれるさまを書いています。
 霧原にしてはちょっと異質ですが、内容はエロいと思います。

『うちの嫁』(二見文庫 明日発売)にも義父が若夫婦の寝室を覗く場面が出てきます。最近、覗きの場面が増えてますね。
 なぜかな?・・

 さっきAmazonを覗いたら、『うちの嫁』は予約だけで、二見文庫の売り上げベスト10に入ってて、びっくり。
 どうなってるんだろう?
 Amazonで霧原で一番売れてるのは先月出した『人妻あそび』(双葉文庫)みたいだから、フィードバック現象が起きてるのかな。

 だとしたら、うれしい。
 
 今、真剣に「寝る前に読む小説」というのを考えています。
 不眠症気味の人がそれを読むと気持ちが穏やかになり、心地よく眠りにつける小説。
 あまり面白すぎるとダメだし、つまらなくてもダメ。
 15枚くらいの短編がいいかな。
 ちなみに霧原が今眠る前に読んでるのは『エキゾティカ』(中島らも 双葉文庫)です。
 あの短編いいなあ。へんに興奮しないし、シータ波が出てる。
 ああいうのを書いて不眠症の人に貢献したい。
 

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