霧原一輝/日記

日記

■2008年03月29日(土)  終わった!
 ようやく、ゲームのシナリオを書き終えた。
 枚数にして1000枚以上。女たちはいったい何回絶頂したのだろう。
 簡単にいってくれる子と、なかなかいってくれない子がいて、さすがにぐったり。
 でも、一緒に仕事したディレクターの彼女が非常に優秀で、助かった。頭いいし、文章も私の知らない単語知ってるし、気配りきちんとできるし、シナリオ送るたびに「とてもいいと思いました」と褒めてくれるし・・・
 彼女、物語書かせたら、たぶんスケールの大きいロマン書けると思う。そのゲーム会社には、すごくいい曲作るミュージシャンもいるし、ゲーム関係に若い才能がいってるのだなと思う。
 
 とにかく終わった。
 そして、昨年から続いていた仕事も、ようやく一段落ついた。
 追われるようにして、ほとんど毎日書いてきた。その甲斐あって、いっぱい本を出してもらった。
 5月までは、毎月新刊が出る。
 作家にとって、仕事の注文が来ないのが、いちばんつらい。これまでの経験で痛いほどわかっている。
 だから、とても充実していた。

 しかし、さすがに疲れた。伸びきったゴムは切れやすくなる。最近、表現が上滑りしてるし・・・
 しばらく、休筆します。
 といっても、短編とかあるし、プロットも考えなくてはいけないし、4月半ばからは書き下ろに着手しなくては。
 遊ぼう。本、読もう。旅に出よう。
 思い切り、リフレッシュしよう。英気を養おう。
 まとめて、休暇取ったと思えばいい。
 
 遊んでくれえ。
 
 

■2008年03月27日(木)  亀吉も起きた
 春本格化。
 とうとううちの亀吉君も、冬眠から目覚めた。
 20年近く前、まだ東京の高円寺に住んでた頃、環七沿線のペットショップで買ったミドリガメ。
 正しくは、ミシシッピー・アカミミガメというらしい。ここに引っ越すときにつれてきたのだが、3センチほどの可愛い亀だったのに、今では30センチ近い巨亀に化けた。
 相変わらず、目はくりっとして可愛いし、亀頭は包皮みたいなのから出たり引っ込んだりして、ほとんどアレそのもの。
 まさか、自分の頭がアレの一部を表すなどとは本人思ってないだろうし、たぶんいい迷惑。
 持つとずっしりと重い。性格はいざとなると獰猛。引っ越してきたときに、前の谷川でつかまえた沢蟹を試しにぶっこんでみたら、あっという間に襲い掛かり、硬い甲羅をものともせず、いい音立てて殻ごと食ってた。

 20年、病気ひとつしないで(多分)生きてきた。ひどいときには、水がどろどろになるまで放っておいたのに、びくともしない。
 ひょっとしたら、地球に生息する動物で一番生命力が強いのではと思う。

 小さい頃から、猫や犬何匹となく飼って、その死を見届けてきた。目の前で車に轢かれた愛猫の死には、子供ながら三日三晩泣き明かした。
 大きな犬に噛まれて、死んだ子犬も見てきた。噛まれた瞬間の映像、もう何十年も経ってるのに、いまだに覚えてる。
 昔の汲み取りトイレに落ちて死んだ、あほな犬も見てきた。

 学んだことは、猫かわいがりしては駄目だということ。溺愛すると、自分が傷つく。悲しみに耐えられない。
 人とのつきあいで、よく距離を置いてるといわれる。しょうがないじゃん、悲しみたくないから。

 それを「トラウマ」というなら、亀吉は虎と馬から、だいぶ解消してくれた。死なないもの。

 だいぶ前、母が召されたときにも泣かなかった。泣けなかった。
 だけど、もし亀吉が逝ったら、泣いちゃうかも。

 今日、食べた山ウドの胡麻和え美味しかった。
 やはり、春の野菜では「ウド」が一番だ。
 うちの庭では、ヒヤシンスも咲き始めた。

■2008年03月25日(火)  恥ずかしい・・・
うちの庭に咲き誇るスイセンがきれい。
 球根だから、いつも同じ場所に群生して、春うららになると律儀に清らかで可憐な姿を見せてくれる。
 中央の色の違う筒状の花が突き出ていて、キスするときの唇みたいで、よく見るとセクシー。もっともナルキッソスの神話があるくらいだから、あれは少年の唇かも。

 新しいパソコン、苦戦しながらもだんだん慣れてきた。
 しかし、単語登録がね。やってて恥ずかしい。
「淫蜜」とか「恥蜜」とか、「太棹」とか「裂唇」などなど・・・
 登録するたびに、おれ何やってんだろうって(苦笑)。
 
 主役級の女の子の名前も、いちいち打つのが面倒なので、たとえば「優奈」なら、「ゆ」と打って変換すれば出てくるように登録する。
 だがこれには反対意見もあって、きちんと「ゆうな」と打たないと感じが出ないという作家もいる。
 そうかなと思ってやってみたが、どうにもまどろっこしくて、だめ。
 不器用で指が動かないからね。
 しかし、書いてて女の名前を忘れたりするのは、そのせいもあるかも。今度、打ちやすい名前で挑戦してみよう。

 ゲームのシナリオはあと4日で終わる。
 終わったら、絶対に遊ぶ。いや、リフレッシュ、英気を養う・・・どれも同じ。
 タイマーが点滅してる。

  

■2008年03月23日(日)  てんてこ舞い
 じつは書くのにオアシスの業務用のワープロを使っていた。
 あの親指シフトで覚えてしまったからだ。
 しかし、10数年使ったワープロもそろそろ限界。故障したら、修理が効かない。泣く泣く、親指シフトのパソコンに替えた。
 届いたのが昨日。ヴィルス怖いし外部とは接続しない、ただ書くためだけのパソコン。
 したがって、すぐに書き始めたのだが、なぜか指が動かない。たとえば「ち」と打つのに、TIをさがしてる。
 条件反射。メールとか、この日記はパソコンでローマ字入力してきたから、パソコンを前にすると、自然にそういう回路ができあがり、そこに「いや、これは親指シフトだ」という声がして、指が迷って硬直。
 ほんと、無意識ってすごい。
 しばらくは、執筆速度が落ちそう。よくわからない機能あるし・・・
 
 10数年の命を終える愛用のOASYS、捨てるのもしのびないし、しばらく飾っておくか。スランプに陥ったらまた使おう。
 こいつで、原稿用紙にしていったい何万枚書いただろう。いくら稼がせてもらっただろう。たぶん、魂宿ってる。
 捨てられないな。
  

■2008年03月21日(金)  『蝉の鳴く季節』
 朝から世界フィギュアが気になって、眠らずに「めざにゅー」のテレビを見る。
浅田真央が優勝。ほっと胸をなでおろす。優勝の仕方がすごかった。
 あんな転倒の仕方、初めて見た。その後の建て直しがすごかった。信じられないほどの精神力。あのやさしげな顔のうちに強い勝負に対する気持ちを秘めているのだなと思う。
 17歳の少女に、人生を教えられた気分。そう感じたのは、私だけではないはずだ。
 上村愛子といい、最近は日本の女、がんばってる。男はちょっと影が薄い。

 昼になって、銀行に出かけようとしたら、「特選小説」が届いていた。
 夕方、読んでみたら、けっこう良かった。
『蝉の鳴く季節』お勧めです。機会があれば、ぜひ一読を。
 結局、小説の良し悪しって、もっと読んでいたかった。この世界にひたっていたかったと、読者に思ってもらえるかどうか。
 全部出し切って、青息吐息でゴールへたどりつくようでは、足元を見られる。結局は余裕というか、地力みたいなもの。
 8分くらいの力で書ければ、いいのだけれど・・・それが難しい。

 仕事はゲームのシナリオ。あと一週間くらいで終わる。
 今は、美少女6人衆の濡れ場書いてて、それなりに楽しい。6人の少女書き分けるの大変ですよ。喘ぎ声にしても、熟女のように気の利いた言葉つかえないし。
 少女が「そこ、そこなのよ」とは言わない。その点、熟女は楽。
 そういう問題ではないな。

■2008年03月18日(火)  すっかり春めいて
春だな。
Ryuの散歩をしていても汗ばむほど。菜の花や梅の花が咲いている。
 うちの小さな家庭菜園に栽培していた大好物の白菜、横にひろがって食べられる状態ではないので放っておいたら、ついに花が咲いた。
 黄色い小さな菜の花に似た、かわいい花だ。
 知らなかった、白菜にこんな可憐な花が咲くとは。もっともこうなるまで放っておいたことが問題だが。
 
 春めいてくると、異性を見る目が変わってくる。
 暖かくなるにつれて、心身ともになまめいてくるのは、いたしかたないところだ。男はサカリがつく状態になるのだが、女性はどうなのだろう。
 
 正午、眠っているところを、某出版社からの電話で起こされる。アンソロジーの短編の依頼で、寝ぼけたまま対応する。
 今、依頼はほとんどメール、電話の依頼はむしろ貴重。この人は留守電に入れてくパターンが得意だから。編集者の得意技もそれぞれということだろう。メールの文面も、すごく丁寧なのから、妙に馴れ馴れしいものまでそれぞれ(女性編集者に限って許す)。
 もっとも、みなさん文章は上手い。編集者だもの、下手じゃ務まらない。
  
 ついでに、光を入れたことによる契約解除などの連絡をする。しかし、ヤフーと電話してて、ソフトバンク・テレコムの電話を教えてくれと頼んだら、わからないという。そんなはずないだろ、系列会社じゃないか。
 どうなってるんだ、仲が悪いのか。
 応対が一番親切なのが、NTT。「他に、疑問点とうはございませんか」とやさしく問われると、ついついわかっていることまで聞いてしまう。
 おれのなかでは、NTTの株はあがった。いちばんひどいのは、ソフトバンク・テレコム。問題あると思う。

 仕事は依然として、ゲームのシナリオ。でも、先は見えてきた。あと10日もあれば終わるだろう。予定より遅れているが仕方ない。もっともこれで、3月中に考えていた旅行はぽしゃった。四月でいいか。
 午前6時に、『紅蓮女』を読みながら就寝。
 
 

■2008年03月17日(月)  光くんが・・・
 とうとう光くんが我が家にもおいでなさった。
光ブロードバンド回線・・・うちは田舎で電話局から離れているので、とにかく速度が落ちて苛々。これで、ようやく待ち時間が無くなる。
 午前中に起きて、部屋を掃除して工事がしやすくして、午後からのNTTの工事を待つ。やってきたのが、午後4時、若い兄ちゃんが二人。
 聞いたら、NTTの下請けで今日5軒目だという。電話も光電話にして、2回線あるので、結局終わったのは8時前。
 ご苦労様、働きものの好感のもてる若者でした。お餅、美味しかったですか。

 無線ランで飛ばして、ノートパソコンで受ける。
やはり、違うのは動画。まったく違う。これまで見られなかった「GyaO」が快調に映る。
 我が愛しの中島美嘉さまのバレリーナ姿まで拝見できるとは。トゥシューズをおはきになられた美嘉さまはまた格別にフェティッシュでいらっしゃいました。
 その後、HOTな映像に釘付けになっていたら、時間があっという間に流れ・・・無料はコワイ。パソコンテレビにはまりそう。

 

■2008年03月16日(日)  もうやめる、絶対
 悔しい、もう少しだったのに。
 正午に起きて、仕事をするふりをして、競馬。
 じつは、ひそかに狙っていた。誕生日と年齢に関する出目を。今月中に絶対に出るという予感があった。
 中山牝馬ステークス、この時期の牝馬の競馬は荒れる。
 狙っていたのは、誕生日の3月9日の、3と9。それに年齢のゴジラ松井の背番号でもある5並び。
 このレースだと天啓がひらめく。3番と9番に55だから5をからめる。
 それを3連単で買う。来たら、超大穴だ。
 半分はあたらないと踏んでいた。こんな安直な出目で来るわけない。
 しかし、ゴール寸前で吼えていた。
 目を疑った。9が先頭、少し遅れて3が。そこに、5が突っ込んできた。
「とった、ど万馬券だ!」
 100円が20数万円だ。だが、次の瞬間、ンっと思った。
 おれ、たしかに5・5で5枠の両馬(そのうちの1頭は9番)は買ったけど、5番の馬、買ってない・・・
 なんでだよ、3・9来てるじゃないか。素直に5番も絡めておけば、生涯最高の20万馬券とれてたじゃないか。なんでだよ、55の並びに固執しすぎだよ。
 
 神様が不憫に思ったのだろう、最高の誕生日プレゼント用意してくれて、おれもそれに気づいたのに、詰めの甘さで逃がしてしまった。いつもこうだ、おれの人生・・・
 と自己憐憫で悔しさを紛らわすものの、失敗したという気持ちは消えない。
 終わった、千載一遇のチャンス逃した。
 こんなチャンス逃すようじゃ、博才ないんだ。もうやめる、絶対・・・
 
 落胆を抑えて、仕事。
 切りのいいところでやめて、ワイン呷って寝る。
 
 
 
 

■2008年03月15日(土)  Ryuのウンチ
 正午に起きて、炒飯を作る。今日の炒飯は会心の出来。
やはり、具を別に炒める必要はないようだ。ご飯と一緒で充分。
 競馬でいちおう馬券をあてるが、1000円ちょっと増えただけ。でも、外すよりあてたほうがいい。

 Ryuがうるさいので、散歩。今日はもりもりっとウンチを三回もした。最近よく食うからな。なぜか、毎回ウンチをチェックしてしまう。
 自分のもそうだ。そういうふうに刷り込まれているのかもしれない。
 じっと観察してると、Ryuは迷惑そうな顔をする。気持ちはわかる。自分だって排便を見られるのはいやだ。
 それでも観察しないではいられない。健康面のチェックだけではない気がする。それが何かというとわからないのだが。
 散歩するときは、Ryuの肛門がどうしても見えてしまう。
微妙な色をした窄まりが、ウンチしたいときは大きくなってるし、しおえるとキュッと締まる。
 今では目に焼きついてて困る。
 しかし、散歩しながらアイデア浮かぶケースが多いから、あの渦巻きみたいなブラックホールはアイデアを生み出してくれる「カオス」かもしれない。
 排泄と生むって行為は似てるからね。

 帰って、今日はとにかく仕事。昨日さぼった分を取り返すために。
もう半分いやになっているのを我慢して、ゲームのシナリオをひたすら書く。これ以上嫌気がさすと精神的に良くない。
 午前5時まで書いて就寝。『異人たちとの夏』を読みながら。
 しかし、今日は暖かかった。もう、春だな。

追加。今日、You Tube の動画で見た「おしりフリフリ ニーソックス」やばいです。
 

■2008年03月14日(金)  最悪な日
 午前10時に起きて、申告の資料を会計事務所に持っていく。
おかげで、今日は睡眠不足で頭が働かない。以前はガーッと眠れたが、最近は眠って疲労をとることができなくなってきた。
 担当はあの人じゃなかった。残念なような、ほっとしたような。
彼女はさらさらのショートボブ。やはりそうか。霧原はボブヘアに弱い。ボブヘア・フェチ。なんでかな、やっぱりあいつのせいか?
 彼女はストレッチ・パンツでむにむにしたお尻が相変わらずキュート。
キャミソールを持ち上げた胸は思ったより豊かで、Eカップはありそう。そうか、受付のほぼ正面に座っているのは、きっとクライアントを逃がさないための所長の作戦か・・・だとしたら、まんまとはまっている。

 面倒な申告から解放されたせいか、仕事をする気にならない。
ドライブに出かけて、山道を飛ばす。山系も頂の雪帽子が薄くなり、そろそろ春の気配が。
 
 帰ってきて仕事にかかるが、睡眠不足で頭が働かない。かといって、昼寝する気にもならない。最悪・・・
 結局、曖昧模糊とした頭のまま、仕事もはかどらず。
 最悪な一日だった。

 

■2008年03月13日(木)  神田の古本屋街
正午に起きて、つぶしたトマトを使ったパスタを作る。ツナ缶が切れていたので、変わりにサーモンの缶詰をぶっこんで味付け。けっこうイケた。

 その後、とにかく申告の準備。急がないと、間に合わない。
領収書調べてると、最近、いかに書店で本を買ってないかがわかる。大半をネット販売で購入している。
 欲しい本は検索すれば出てくるし、手っ取り早い。頼めば、数日後には手元に届く。書店さんには申し訳ないが・・・
 昔は欲しい本探して、神田の古本屋街歩き回ったものだ。当時が懐かしい。
探してる本がなくても他にいい本があって、そちらを購入したりして。やっぱり自分の足で見つけた本には愛着があった。
 今はそんな労力使わなくても、簡単に手に入る。便利といえば便利だが、本探しのダイナミズムがなくなった。

 だいたい終えたが時間が遅くて、会計士に持っていくのは明日の午前中と決める。ごめんなさい、ぎりぎりで。

 待ち構えていたRyuを散歩させて、夕食。
それから、ようやく仕事。午前5時に就寝。Amazonで頼んでおいた本、山田太一の『異人たちとの夏』を読みながら。


■2008年03月12日(水)  うらやましい
 正午に起きて、チンゲン菜とシュリンプとベーコンを炒め、昨日の残り物をチンして昼食。
やはり食事は自分で作るのに限る。
その後、青色申告の準備。友人の作家のmixi読んだら、すごい税金おさめるみたい。ひょっとして、還付金もらってるのって、作家仲間では霧原だけ?
還付以上に税金払う身分になってみたい。

 その後、スポーツジムで汗を流し、帰ってきてRyuの散歩。
同居人の作ったクリームシチュで満腹になり、少し休憩。
ようやく、仕事。
シナリオの続き書いて、午前5時に就寝。

 今読んでるのは、渡辺淳一と林真理子の短編集。
医者志望であったことと、エロスに造詣があることもあって、渡辺淳一氏には以前から興味津々。とくに最初の頃の作品は好き。
もう少し頭が良ければ、おれも渡辺さんのように・・・無理か。

■2008年03月11日(火)  『派遣の誘惑』
 正午に起き、バジルのパスタ作って昼食。
宅配便が来て、見たら今月出る新刊の見本だった。
『派遣の誘惑』(廣済堂出版)で、中旬以降に書店に並ぶ。
表紙のイラストは双葉でもお世話になっている、金本進氏。
今回のも、かわいくてエロい。
ピンクの帯を取ると、ピンクのおパンティがのぞくという仕組み。
しかし、やけに色っぽいな。ヌケルかも。
来月、双葉社から出る『投稿写真』も、金本氏のイラスト。名コンビ?

 その後、車で町に出て、申告の打ち合わせで会計事務所へ。
お世話になっていた中年女性がやめたとか。で、ふと見ると、ハッとするような若いきれいな女性が。
失礼だが、なぜこんないい女が会計士をと思わずにはいられなかった。
すらりとした長身で、スラックスに包まれたおヒップはぷにぷにしてるし、白いブラウスの胸のボタン、上から二つ外してて、思わずごっくん。
ショートヘアが似合うたおやかな美人。今年見たなかでは、一番かも。
ひょっとして、彼女が担当してくれるのか?
しかし、官能作家だしな。双葉のはそうでもないが、やばいタイトルの本も出してるし・・・
もし担当なんてことになったら、ほとんど羞恥プレイ?

 わくわく、どきどきしながら、所長と打ち合わせ。
所得税はさがったから、還付金は多くなるが、その分、地方税でもっていかれるとのこと。つらい。
話していても、彼女を意識しいつになく饒舌になり、くだらない冗談を聞こえよがしに飛ばす。
いい女を見ると、気色ばむ性格はなおっていないようだ。

 帰って、早速申告の準備。
いつものように、Ryuの散歩。やたら元気で、他の犬にガンをとばしている。
その後も申告の準備。
仕事したのは1時間くらい。
午前3時に寝る。

■2008年03月10日(月)  働けどわが暮らし・・・
 正午に起きて「笑っていいとも」を見て、炒め物作ってかきこみ、銀行へ。
今日は大量の振込みをして、せっかくの入金が・・・
つらい・・・
家のローンも残ってるし、他にもいろいろと。
「働けどわが暮らし・・・」という啄木の心境。
競馬で大穴当てるしかない。
昨日の中京競馬の超大穴当てていれば、100円が700万円だもの。

しかし、利息ってほんと憎たらしい。
最初に貸すだけで、あとは何もしないのに利息は入ってくる。金貸しほど割のいい商売はない。

 その足で農協に行って、二台目の車の保険を払う。

 帰ってきて、稼がなきゃと真面目に仕事。
 そういえば、青色申告、まだだ。
明日には取り掛からないと、期限に間に合わない。
面倒だが、やるしかない。

 早めにPCゲームのシナリオを終えて、小説のプロットを練る。
ゲームのほうはたぶんあと300枚くらい。先は見えてきた。
午前4時に就寝。新しいワインをあける。

■2008年03月09日(日)  ひょっとして今日は・・・
初めて気づいた。
今日は霧原の誕生日だ。
これで、一の位と十の位の数字が同じになった。
もうこんなに長く生きてしまったか。
気持ちも精神年齢も20代のまま。肉体だけが峠を越えて下降線。
それが、つらい。

あと11年経って、また数字が並んだとき、何しているのだろうか?
すでに、おさらばしている可能性もあるな。
おさらばするときも、「おれ、何してたんだろう」って後悔しながら、さよならするんだろう。
いかん、誕生日だっていうのに。
しかし、生き物は産まれた段階で死ぬことを運命づけられていて、誰も逆らえない。

死を内包した生を想いながらも、のんびりと過ごす。
いつものようにRyu の散歩をして、他の犬の糞に貪りつく愛犬を蹴り飛ばし、なぜか焚き火の残りの燃えさしの新聞紙に齧りつく愛犬を叱責する。
どうやら、ストレスが溜まっているらしい。
ドッグフードもめちゃめちゃ食うし。

午後から仕事、いつものシナリオ。だいぶ進んだが、まだ先は遠い。
早めに床に就き、読書しながら、プロットを練る。

■2008年03月08日(土)  『未亡人の火照り』/『秘戯X 』
『未亡人の火照り』(大洋文庫)というアンソロジーが発売されました。
霧原は「未亡人の熱い蜜肉」という短編を書いています。
ベテランを中心にみなさん妖筆をふるわれてます。

『秘戯X』(祥伝社文庫)の見本も届きました。これもアンソロジー。
霧原は「姫始めは晴着で」という短編で参加しています。お馴染みの錚々たるメンバーです。
こちらは発売はもう少し後らしい。
ちなみに「X 」は、EXICITINGのスペルのひとつでもあり、SEXのXでもあるらしい。

■2008年03月07日(金)  少し回復
徹夜で双葉社の書き下ろし『投稿写真』のゲラをチェックし、直す。
ゲラを送り、その足で愛車の保険の手続き。
田舎は車がないとやっていけない。だが、車は維持費がたいへん。数台持っていたら、一年でいったい幾ら使うのだろう。
せめてガソリン代はさげてほしい。政府も消費者のほうを向いてほしい。

そういえば、昨日、Ryuが脱走した。
いやあ、すごかった。
前の畑を跳ぶように駆け去っていくときの、躍動感。
くそ、こんなに面倒見てるのに、お前も俺を嫌うのか。どうせ俺は半端者だよと拗ねていたら、しばらくして戻ってきた。
何もなかったように。
捕まえようとして追えば逃げる。しかし、こちらが待っていればちゃんと戻ってくる。
こんなもんだ。Ryuはさまざまなことを教えてくれる。
思い出した。ソフトバンクの白い柴犬のお父さんの「いい日、旅立ち」のCM気に入ってる。あれ笑える。

夜には、ひさしぶりにPCゲームのシナリオ。
午前4時に、酒を呷って就寝。

■2008年03月06日(木)  回復せず
 依然として、鬱状態がつづき、今日もお休み。
 申し訳ない。

■2008年03月05日(水)  調子出ず
 依然として回復の兆しなしにつき、今日もお休み。

■2008年03月04日(火)  落ち込む
陰々滅々とした気持ちがさらに深まり、本日はお休み。

■2008年03月03日(月)  雛祭りなのに、ブルーな気分
 今日はあることで、ブルーな気分。
 しかもそれが落ち込んでいいのか、それとも落ち込む必要がないのか微妙なところなので、ますます心の揺れが激しくて、胃がきりきりと痛む。
 すべてを投げ出したくなるのを懸命にこらえて、仕事。

 午後一時から、BS放送でフェリーニの『道』を見る。
 もう何度目かだが、やはり、食い入るように見てしまう。
 当時、フェリーニ、パゾリーニ、アントニオーニは、私の尊敬する監督だった(今もそうだけど)。
「なくして初めてわかる、自分にとって大切なもの」
 昨日見た『居酒屋兆治』も、たぶんそのテーマだった。
 ぞっとする。自分の人生を考えても・・。
 きっと、救いようがない。後悔したときは、すでにいないんだから。
 以後は「贖罪」で生きるしかなくなる。

 胃が痛むのをこらえて、PCゲームのシナリオの続き。
 午前5時に就寝。考えないようにしよう、あのことは。


■2008年03月02日(日)  野生の胡桃
 正午に起き、スポーツ新聞を見て、びっくり。
 アヤパンが、「ゆず」の北川くんと結婚するらしい。
 友人の某作家はアヤパン・ファンだから、きっとガッカリしていることだろう。ますますブルーになるかも。
 個人的には、杉崎美香だけは、結婚してほしくない。
 好きな女優とかが結婚すると、なんでがっかりしちゃうんだろう? 別に自分と結婚できるわけでもなし。やっぱり、他人の男のものになるという所有の概念が、嫉妬と諦めの気持ちを起こさせるのか?

 親戚が突然やってきて、出すものがなく、クルミを。
 去年の秋に、うちの前になっていたものを収穫したもの。野性のクルミだから殻が異常に硬くて、トンカチで割る。
 だいたいグチャグチャになってしまうが、なかからのぞく白い実をほじくって食べると、これが味が濃くて、癖になる。
 甥ごも喜んで食べていたので、お土産にあげる。
 これで、うちのストックしてあったクルミはすべてなくなった。

 今日はビデオを3本見る。訳あって『居酒屋兆治』を見たが、意外に面白かった。
 健さんって、やっぱり、上手い。
 ヒロイン役の大原麗子が自棄になって股開き、男の手を導くところ、秀逸。
 ところで、大原麗子、最近とんと見かけないけど、どうしてるんだろう?
 そういえば、彼女、森進一と結婚してたんじゃなかったっけ。

 仕事は日曜ということもあって、ペースダウン。
 それでも、ビデオ一杯見たせいで寝たのは朝の6時。たまには、早く寝たいのだが・・。


■2008年03月01日(土)  光陰矢のごとし
 もう、3月か・・早いな。
 うるう年で一日得したはずなのに、時間だけがあっという間に過ぎていく。
 まさに「光陰、矢の如し」。
 あと一週間ちょっとで、また歳をとる。
 最近は自分の歳を考えないようにしている。若い頃は自分が歳をとるのが、大人の仲間入りできるようで嬉しかった。今は逆だ。
 自分が老衰で死ぬなんて、考えられない。というか考えたくない。
 ある年齢まで達したらリセット機能が働いて、また小さい頃からやり直しできたらいい。
 そんな願望が、輪廻転生の思想へと繋がっていくのだろう。三島由紀夫。

 昼から、伊香保の「雛祭り」に出掛ける。
 石段の途中にお雛様に扮した子供たちがいるはずだったが、すでに出演時間を過ぎていて、もぬけの殻。
 仕方なく、石段の途中の店で、射的をやる。
 十発で300円。良心的な店だ。
 点数制で20点以上取ったから、景品も豪華。といっても、ミニダーツのセット。
 今日は伊香保は賑わっていた。若いカップルも多く、射的にも興じていた。
 羨ましかった。若い頃に戻りたくなった。
 しかし、たとえば、同じ大学生活送ったとしても、恋人がいるのといないのとでは、大違いだろうな。この差は途轍もなく大きい。大きすぎる。

 その後、公衆浴場でもある「石段の湯」につかって、疲れを癒す。
 適度に練れていて、いいお湯だった。
 足裏マッサージ機で十分間、足を揉んでもらって200円。

 帰って、仕事。
 いつものように、PCゲームのシナリオをノルマ分書く。
 すでに、早く終えちゃおうという気持ちはなくなった。
 マラソンしながら、周囲の景色を眺めていればいい。
 午前5時に就寝。ビデオを見ながら。


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