地方のテレビ局が義援金を受け付けていたので、振り込ませてもらった。有効に使ってほしい。 計画停電で度々停電するなか、なんとか書き下ろしを終えた。
一昨日は二度にわたり計6時間停電した。その時間は休むことにして、他の時間に書けばいいのだから、どうってことはないが、一般の会社や工場は仕事にならないだろう。
そんななか、プロ野球のセリーグが25日から強行開催を決めたのにはあきれた。しかも、東京ドーム、神宮ともナイターである。たとえば東京ドームは一試合するのに約4000世帯の一日分の電力を消費するという。東電も試合をするとなれば当然その電力を計算に入れるだろうから、その分多くの一般世帯が計画停電することになる。
東京はどうも停電しないようだから、わりを食うのは地方、すなわちこの辺ということになる。東北の被災地のためにみんな我慢している。協力している。
ナイターを強行して、大停電でもなったら、どう弁解するつもりだろう?
戦後の復興期に非難轟々のなかプロ野球が試合を決行し、それがみんなを勇気づけたなどという美談とは状況が違う。
選手会は反対しているようだが、セリーグを牛耳るどなたかが時代錯誤と会社の利益のために主張しているんだろう。体質はちっとも変わっていない。
開催するなら西日本でデーゲームでするべきだ。
このまま強行開催したら、セリーグは完全にファンから見放されるだろう。
夜間の停電でうちで活躍したのがソーラーライト。太陽光をエネルギーとして備蓄し、一晩中灯っている。普段は庭にあるのを室内に持ってきた。明度は低いが、電池切れの心配がないのがいい。
これからは、太陽光を利用したソーラーシステムだなと思った。家を新築する際に、ソーラーシステムを備えない家は認可しないようにすればいい。そうしたらかなり電力や灯油の消費を抑えられると思うのだけれど。
これで原発アレルギーはさらに増すだろし、新しいエネルギーは太陽光や風力を利用するしかないでしょう。
仕事はこれから「週刊大衆」の連載『ぬぷぬぷ添乗員』のラストを書いて(4月4日に出る号で終了)、今月中に短編と連載を、40枚、80枚、40枚書かなければいけない。
この時期に官能小説を書くのはかなりつらいけど、こういう時期だからこそ質は落とせない。
『特選小説5月号』に連載「蜜のしたたる宿」の6話「姉と妹」が載っています。新展開があるのでお見逃しのないように。