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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2012年01月01日(日)

謹賀新年

 あけまして おめでとうございます
 本年がみなさまにとってもいい年でありますように

「一作入魂」の姿勢を貫いてきましたが、今年もそれは変わりません。読者に失望だけはさせたくないのです。
 あとは、書く量に関してはおのずと限界があるので、質的な向上ですかね。
「回春エロス」が定着してきたことは喜ばしいことですし、霧原がその牽引役であると評されるのもうれしいことです。
 ただ、同じことを同じテンションで書いていては飽きられると思うし、どうやって進化(深化)させていくかですね。
 今年は多少冒険もしたいと思っています。そうしないと、息ができなくなるのです。
 それには、みなさまの力が必要です。最近思うのは、個人の力には限界があるということです。もっと刺激を、もっとアイデアをくださいませ。
 
 というわけで、今年は1月から攻勢に出ますよ。
 新版元からの書き下ろし長編、アンソロ2本、月刊誌の読みきり短編の4本が出ます。
 
 本年もよろしくお願いします。霧原一輝をかわいがってください。

 

2012年01月06日(金)

正月も過ぎ……

 正月も過ぎ、世の中の人も労働をはじめる時期。中央競馬も昨日始まった。昨日は愛車を車検に出した。
 
 霧原は一日も休まず、ひたすら書いています。
 
 切りがついたら、せめて初詣くらいとは思うものの、その切りがなかなかつかない。
 こんなことばかり書いても面白くはないので、何か他の事を書こうと思うものの、その他の事がまったく見当たらない。
 だったら日記など書くなと自分に言いたくなる。

 1月は各社の新年会がかなり入っている。それに備えて、書くのを朝型に移行しようとしているのだけれど、なかなか上手くいかない。しかし、それをしないとどう考えても、追いつかない。
 それでも、12月に感じていた疲労感はなくなって、執筆欲は旺盛。それだけでもよしとしなければ。
 すみません、つまらない日記で。
 みなさまのご健闘をお祈りしています。

2012年01月12日(木)

『美女紀行』発売

 アンソロジー『美女紀行』(双葉文庫)が本日発売されました。
 霧原の今年初めての出版物です。日本全国7箇所を舞台にしたご当地官能作品集。バリエーションに富んでいて、楽しいですよ。
 霧原は群馬の伊香保温泉を舞台に、竹久夢二を題材にした『宵待草』を書いています。はい、日記にも書いたように、あの石段を上っていく間にへたりこんだというあれです。
 編集さんの期待に応えようと、また、有望新人も書くと聞いていたので、けっこうマジに書かせていただきました。が、力を入れて書いたからと言って、いい結果に繋がるとは限らないのがこの世界。
 果たしてその結果は? みなさまの目でお確かめください。

 正月のテレビを見ていてこれだと思ったのが、女子高生が鷹匠を務めているもののドキュメント。鷹匠が凛とした女子高生って格好よくないですか? 男はみんなあの鷹になりたいでしょうね。
 あとはやはり「寅さん」。シリーズでやっていたのでかなりの本数を見たのだけれど、あれはじつによくできている。
 寅さんって女の人にもてるんです。でもそれがセックスには繋がらない。そのへんが興味深い。
 あの映画の真髄は「フラレの美学」だと思うから、あれで旅先でやっちゃったら、寅さんでなくなっちゃう。
「座頭市」の男の色気とちょっと違うけど、やはりシリーズ化されたものは観客の気持ちを鷲づかみしている、と思う。

2012年01月19日(木)

『湯けむり探偵ーひと肌脱がせますー』発売

『湯けむり探偵ーひと肌脱がせます』(廣済堂)が明日頃発売されます。
 探偵所の所長が初恋の女にあることを依頼されて、その故郷で……という内容ですが、エンターテイメントに徹して書いたつもり。女将、人妻、クラブ嬢、ナース、令嬢と出てきますよ。果たして、中年探偵は使命を完遂できるでしょうか?
 一気に読めると思います。
 数日後には「特選小説」3月号も発売。霧原は「娘の部屋」という父と娘の関係がテーマの短編を書いています。

 
 初めてケータイ小説というものを読んだ。こんなに昂奮するとは思わなかった。

『秘め音〜よがりの媚蜜』 うかみ綾乃/作 桜サク/絵
 
 http://www.nttsolmare.com/soc/title.php?title_id=0000047303
 
 バーコードリーダーで読み取れば飛びます。有料だけど一回分が数十円かな。
 文章と絵が上手くマッチしているし、かなりエロイです。
  
 書ける人が書けば、ケータイ小説も捨てたものじゃないと思った。
 一度ダウンロードしてしまえばケータイのファイルにずっと保存できるから、いつでも開ける。左手でケータイを操作し、右手であれを……には極めていいサイズだし、意外と実用的でもある。
 オススメです。かなりマジに言っています。

 仕事は連載80枚を終えて、今度はF社の書き下ろし。
 まだまだ初詣には行けない。もう、初詣とは言わないのかな。

2012年01月28日(土)

『七つの熟れた蕾』発売

 アンソロジー『七つの熟れた蕾』(新潮社)が発売されました。
 作者は掲載順に、神崎京介、睦月影郎、草凪優、坂井希久子、霧原一輝、うかみ綾乃、小玉二三。
「特選小説」の増刊号「蒼」に掲載された短編から新潮社さんが選んだもので、そういう事情を知らない霧原は、「蒼」に書くときは、たまには女視点でと思い、女視点だとなぜかすらすら書けるなと調子に乗って、一気に書いてしまった。後で事情を知り、真っ青になったのですが、選ばれてよかった。
「わたしが愛した男」というタイトルの、嫁が義父を誘惑する話です。

 昨日は文芸家クラブの新年会に出てきました。
 盛況でしたね。この会でしか会えない方も多く、充実したひと時でした。

 まだ雪が残っていて、りゅうと散歩をしていても、すべるすべる。
 転びそうになってもリードを放さない限り、りゅうが支えてくれるのですが、りゅうはその度に後ろを振り返って「どうしたの?」という顔。日頃手間のかかるりゅうだけど、この時ばかりは頼もしく思える。

 仕事はひたすら書き下ろし。
 平成24年の一月もそろそろ終わり。時の経つのが早すぎる。

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