霧原一輝/日記

日記

■2011年11月22日(火)  届いた
 本がいろいろと届いた。
 一冊目は「特選小説」1月号(綜合図書)で、霧原は「老いらくの恋」という短編を書いています。オシッコいやオムツの話です。
 次は「小説NON」12月号(祥伝社)で、霧原は「喪服の女」という短編を書いています。簡単に言うと「葬儀フェチ」をヒロインにした話。

 最後が書き下ろしで『叔母のくちびる』(二見文庫)。今回のいしいのりえさんの表紙はなかなかいいです。叔母ものですが、一味違ったものになっていると思います。
 霧原が高校生(最後は32歳になるのですが)を主人公としたのはこれが初めて。さて、どんな仕上がりになっているのか、ちょっと不安でもありますが、新鮮であることは間違いなく、興味を惹かれるかたはぜひ。
 28日発売です。

 打ち合わせで某編集部から近い飲食店に入ったところ、店のご主人が「先生」と私をお呼びになり、なんだか親しみのある顔をなさるので、うん? と思っていたのだけれど、帰り際に編集さんから「ご主人、霧原さんのファンで、読むと勃つと言ってましたよ」って。
 ああそれでと謎が解けたけど、もう少し早く言ってほしかった(笑)。
 失礼な態度を取って失望させなかったかしら? 私は呑んで酔うと、傲慢になりがちで一言多くなるので、ちょっと心配。
 あのときはまだそんなに酔っていなかったから大丈夫だと思うけど。
 著作を読んで勃ててもらえるのは、ほんとうれしいのですが、顔を合わせるとなんだか照れるというか(笑)。

 というわけで、仕事はひたすら書き下ろし。まだまだ終わらない。

 


■2011年11月13日(日)  冬の空
 寒くなってきた。りゅうが夜中に腹へった、相手をしてくれと啼くので、庭に出てドッグフードをやり、少し遊んでやる。
 寒くなると、りゅうも体毛が伸びて、顔があきらかにふっくらしてくる。狐顔が狸になり、よく言えばヌイグルミみたいにかわいくなる。りゅうの父犬は四国産まれでりゅうも野生が強いから、かわいいと言われたらきっと不本意だろうが。
 夜中、相手をしながら空を見あげると、まだ葉っぱをつけたケヤキの枝の間から、煌く星が見える。
 冬になると、どうしてこんなに鮮やかに輝いて見えるのだろう?
 ほんと、冬の星は際立っている。

 仕事は一段落つき、今週はゲラを二本あげ、今は廣済堂の書き下ろし。
 あっ、肝心なことを忘れていた。
 双葉のWEBに連載中の『人妻同窓会』が木曜日掲載分で最終回を迎えました。
「日刊ゲンダイ」連載の途中から双葉WEBに移るという離れ業(?)をした作品ですが、好評のうちに終えられたのもみなさまの温かい声援があったからこそ。
 ちなみに、この作品はタイトルを変えて、12月に双葉から発売されます。そちらもよろしくお願いいたします。

 


■2011年11月05日(土)  『蜜のしたたる宿』発売
 本日、『蜜のしたたる宿』が発売されました。霧原にとっては新しい版元です。
 時代小説でおなじみのコスミック出版が、あらたに官能文庫を創刊することになり、霧原は睦月影郎氏とともに先陣を切ったということです。
 この表紙がスゴイです。今までこんな表紙見たことがなかった。青畳に緋襦袢からのぞく女の足で、しかも実写ですから。意気込みが伝わってくる。
 内容も、「特選小説」に一年以上かけて連載したもので、醸造期間たっぷりの自信作。ぜひ手にとっていただきたいです。

 今月の刊行は、同書以外に月末に二見から書き下ろしの『叔母のくちびる』が出ます。
 20日過ぎには、霧原の短編が掲載された「特選小説」と「小説NON」が出ます。そのどれもが根性入れた作品です。
 
 今週は取材に近くの温泉地に行ってきた。この季節に温泉というと羨ましく思われるかもしれませんが、実際は取材ですから何もいいことありません。
 観光地でひとりで泊まれる宿って以外に限られてる。紅葉にはまだ早いし、そこの売りである365段の石段のぼっていても、頭にあるのは小説の構想ばかり。一杯やった後だっただけに途中で吐き気に襲われて、へたり込む始末。
 宿に帰ってからも、二本の短編のゲラチェックして、構想練って、結局朝までかかって、バイキングの朝食とってから2時間爆睡。
 いや、けっこう楽しんでいますから、お気遣いなさらぬよう。
 


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