霧原一輝/日記

日記

■2016年05月21日(土)  一か月が過ぎて、ようやく
 昨日は、知人の「偲ぶ会」があって、上京。
 その前に、若冲展を上野に見に行ったら、3時間半待ちで諦めた。六本木でやっている「広重ビビット」にまわろうかと思ったが、その前にどうせここまで来たのだからと、上野動物園に。
 象のオリの前で見てれていたら、オス象がメス象の、お尻のところ、つまり、尻尾の下をあの長い鼻の先で、ごにょごにょしていた。足の間のものも長くなっていたので、交尾か? と。
 しばらくしたら、メス象の肛門から、フンがぼとぼとと。
 排せつがいったんやんだと思ったら、また、オスが器用に肛門を。すると、またフンが。要するに、オスはメスの肛門から、フンを鼻でかきだしてやっていたんですね。
 なるほど、オスはつがいであるために、ここまでしなければいけないのだな。
 
 なんてことを書くために、書き始めた訳ではない。
 14日に熊本地震が起きた夜、14日に出た拙著の打ち上げもかねて、横浜の青線があった「黄金町」を、編集者さんとともに散策しておりました。
 かつての青線があり、そこで娼婦が客を取っていたという三畳ほどのバーで、飲んだくれておりました。そこで、お客さんから、「熊本で大地震があった」という話を聞き、なんで熊本にそんな大地震が、と唖然としました。
 それから、第2弾の揺れがあって、現地の映像を見たりしてから、ずっと胃袋の底に何か重いものが入っているようで、ブログを書く気にもならなかった。
 不謹慎狩りというのがあって、あれは、偽善と失言に対するバッシングであり、だから、こちらがびびるというのではない。それを確認した上で。
 不謹慎と言えば、官能小説ほど不謹慎なものはない。
 いやむしろ、不謹慎でなければ、官能小説として成功しているとは言えない。
 
 被災した方に、官能小説を持って行って、これを読んで元気になってくださいとは絶対に言えない。ぶん殴られると思う。

 でも、時間の経過なんだと思う。最近、『震災風俗嬢』(小野一光 大田出版)を読んだ。東日本大震災の一週間後には、風俗は営業再開してるんですね。
 逞しい。で、震災にあった方が、女の肌に癒されにくる。
 震災で家族を失ったその悲しみはおそらく永久に消えないけど、それども女性を抱きにくる。
 そんなところに、官能小説の救いを見いだしている。

 


■2016年05月01日(日)  告知です
 5月2日より、日刊スポーツで連載『嗚呼、女の戦いは』が始まります。
 祭日に関係なく、毎週、月、火、水、木曜の4回掲載です。3か月連載ですので、よろしかったらお手に取ってください。

 また、告知が遅れましたが、4月21日に発売された「特選6月号」に「嫁の乳房」という短編を上梓しています。



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