霧原一輝/日記

日記

■2017年09月13日(水)  真っ白になった
 特選小説増刊号『官能小説【藍】』に短編「愛人の躾け」が再録されています。また、人妻特集で『息子の嫁の艶姿』(二見)が取り上げられています。選んでくれた早瀬真人氏、ありがとうございます。

 この一週間、遅い夏休みを取らせてもらっています。新聞連載以外、何も書いていない。ソファに横になって読書したり、映画見たりしてると、知らないうちに眠りに落ちてしまう(笑)。なあんもしていないから、多分、2キロくらい太ってる。

 しかし、先日はひさしぶりに頭が真っ白になった。
 上京して、東海道線の最終に乗り遅れ、仕方ないので、京浜東北線で大船まで来て、タクシーで辻堂に。で、お金を払おうとしたら、な、なんと財布がない。
「しまった、落とした!」
 どこで? やっぱり、あそこだろうな――様々な思いが脳裏を駆け巡り、わなわなして、頭が真っ白。
 運転手さんに事情を話そうとしても、言葉が出てこない。
 まずは、この3千いくらという料金をどうしたらいいのだろう? 家には金が置いていない。カード類も免許証もすべてが落とした財布に。
 そこで、ふと車に、もしものときのお金を隠してあるのに気づいた。
「おおう、すごいぞ、俺」って感じで、料金を払う。タクシーの運ちゃんが「大船駅にすぐに連絡とったほうがいいですよ」と親切にアドバイスを。
 で、104で大船駅の電話番号訊いたら、「大船駅の電話はありません」って。
 その代わり、落し物の連絡先を教えてもらい、電話したものの、深夜はやってないらしく。
 不安な一夜を過ごし、翌朝、電話したら、ありましたよ。大船駅に。
 運が良かった。乗った電車が最終で、しかも、大船止まりだったから。座席に座っている間に、ズボンの後ろポケットに入れておいた財布が徐々に出てしまったんだろうな。終点であわてて立ちあがったときに、財布が座席に残されたんだろう。でも、終点だったから、乗客も降りて、車庫に入る前に駅員さんが見回ったときに、発見されたみたい。
 教訓――ズボンの後ろポケットには財布を入れるな。
 そして、財布にはカード類は入れるな。必要最低限のお金だけを入れるべきだ。
 いちばん怖いのは、カード類だからね。

 今日長編のゲラが来たので、明日からまたぼちぼちはじめる予定です。
 


■2017年09月05日(火)  日刊ゲンダイ連載開始
 4日から、夕刊紙日刊ゲンダイで『女性専科 何でもヤリます』の連載がはじまっています。土日祝祭日を除いた毎日掲載で、年末までつづきます。
『よろづ屋』に勤める新人何でも屋35歳が、自信を失ったセックスを回復していく話です。
 楽しく書ければと思っています。よろしくお願いいたします。
 また、同作品は一週間まとめて、双葉WEBで連載されます。これは、9月21日にはじまる予定です。
 http://www.futabasha.co.jp/wm/

 仕事は今、書き下ろしを終えたところ。11月発売のもので、残りひとつは新装版なので、これで、今年出版される書き下ろしは、すべて書き終えたことになる。
 早いですね。まだ、9月頭なのに。

 今月は、21日に「特選」の短編『高山の夜』と、26日に二見で新作長編『催淫気功 その気にさせて』が出ます。
 月刊霧原を律儀に守っています。ついてきてくださいね。

 今日は夕方から「モンゴル料理」を食べに上京する予定。羊肉が好きなので、期待しています。
 先日は新宿の「わらやき屋」で土佐料理を。同じ版元と、もう3年つづけて通っている。ここの、あぶりカツオとハチキン地鶏、たまらないです。


■2017年08月30日(水)  ブロークンアロー
 ようやく、琉球朝顔が咲いた。しかも、同じ房に、4輪一緒に。青紫がとても鮮烈。
 しばらくは、楽しめそう。ただ、ウッドデッキの外側に咲いているので、見るには上から覗き込むか、下から見上げるしかないんだけどね。

 先週は四日連続で、東京に。仕事の打ち合わせや、打ちあげなんだけど、最後の日は、麻雀の定例会。ひさしぶりに卓を囲むと楽しいですね。
 しかし、睦月さん、マジで麻雀、上手くなった。うん、ほんとうに。ヨイショじゃないですよ。
 深夜に帰宅すると、その足でりゅうの散歩に出る。一日に二度散歩しないと、りゅうが許してくれない。どっちが主人だか。
 
 仕事は、新聞連載の一週目を書き終え、忘れた頃にやってくる長編のゲラチェックを終えて、ふたたび、中断していた書き下ろしに。
 あまりに中断が多くて、忘れた(笑)。

 しかし、あの北のミサイル、どうにかならないものか。今後の日本の防衛など、いろいろと、考えさせられますね。そういえば、
『横須賀ブロークンアロー』(山田深夜著 双葉社)という上下巻1500ページを読み終えた。
 早い話が、横須賀に核が持ち込まれていたらというエンターテインメントなんだけど、今、マイブームが「横須賀」ってこともあって、めちゃワクワクした。長いけどね(笑)。でも、日本にとって核ってなんだろうと考えさせられもしますよ。
 
 


■2017年08月21日(月)  『三人の嫁』発売
『三人の嫁』(竹書房)が今日、発売されました。
 第二の人生を送ろうとしていた主人公が何気に購入した宝くじで、1億円が当たってしまったら――。
 そして、彼には三人の息子がいて、それぞれが結婚している。
 男は当選金の1億円をどう分配しようか悩んでいる。その場合、息子の嫁たちはどういう行動に出ると思いますか?
 
 三人の嫁 (竹書房文庫)
 霧原 一輝
 http://amzn.asia/3Mnxfe6

 昨年末の「特選」のコラムに書いたように、霧原が今年目指すところは――。
『リアル・ファンタジー』です。
 自分で言うのもへんだけど、これはその最たるものだという気がします。
 宝くじ一等の5億円当選というと、ウソだろとなるけど、前後賞の1億円だと、あるかもなというリアリティを感じるでしょう?
 自分で言っても何か嘘くさいですね。
 長男の嫁・淑乃。二男の嫁・香生子。三男の嫁・茜里のそれぞれの誘惑術、駆け引きをお楽しみください。
 最後は、主人公はどんな結論を出すのでしょうか?
 なお、大柴宗平氏の嫁3人のイラスト、傑作ですよ。
 
 


■2017年08月17日(木)  女子大生の日?
 昨日、8月16日って何の日だったか、わかります?
 昨日、もう1年以上通いつづけて歯医者に行こうと、愛車のエンジンをかけたら、ナビがいつものように女声で「8月16日 今日は女子大生の日です」って……。はんって、耳を疑いましたよ。確か今、女子大生の日って言ったような。
 ずっと引っかかっていて、後でスマホで調べたら、ありました、「女子大生の日」が。
 1913年同日、東北帝国大学が女子受験生3名の合格を発表したんだそうです。つまり、日本初の女子大生が誕生した記念日なのです。
 知らなかった。ただ、それだけの話で、オチはありません。

 仕事は、今、短編を書き終えたところ。すぐに、9月刊行の長編のゲラチェックにかかり、終わったら、新聞連載の梗概とタイトルを考え、それでようやく、一時中断している書き下ろしに戻ることができる。
 道は険しいです。とくに、8月以降ずっと続いているこの曇天が、気持ちを沈ませる。曇りだと、りゅうの散歩が遅くてもいいから、助かるんだけど、こうも続くとね。
 そのせいか、入谷の朝顔市で購入した琉球朝顔がいまだに、一輪も咲かない。
 そろそろ、快晴が欲しい。
 
 



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