昨日は、6月から始まる「日刊ゲンダイ」の連載打ち合わせで上京。築地にある本社で打ち合わせをしてから、近くの小料理屋で会食。
双葉のK女史とゲンダイのAさんと日刊現代の社長さんと四人。この社長さんが気さくな方でインテリで、8歳上の大先輩なのですが、素晴らしい方でした。霧原が「69年の、国際ええと…」と口ごもったらすぐさま社長が「10.21国際反戦デー」と。この単語がすらすら出る人はそういないです。
新聞社興亡史などをうかがい、すごく勉強になった。
その後、銀座の文壇バーに行き、途中からK女史の一声で、呑みながらのタイトル会議に。どんなタイトルに落ち着いたかは、6月になればわかります。 帰宅予定がまたまた帰れなくなり、新宿のカプセルホテルに。今書いているものの参考にしたくて、中国式オイルマッサージ60分コースに挑戦。やはり中国人女性は美人が多いです。美女によるオイルマッサージは男の天国???
これからが刊行の話。3点あります。
「週刊大衆」に連載していた『ぬぷぬぷ添乗員』がタイトルを『媚女めぐり』(双葉文庫)に変えて昨日発売されました。余分なことは書かなくていいからとにかく濡れ場を、という要求に応えて、中年添乗員が17人の色っぽい女性を相手に大奮闘しています。楽しい作品に仕上がっていると思います。
一昨日出た「特選小説」の増刊号である「小説 蒼ーAoiー」に短編「わたしが愛した男」が掲載されています。女性視点から描いた、義父ー嫁もの。女性視点で書いたのは初めて。さて、どうでしょうか? 他の方の作品も充実していますよ。
今日出た「野性時代 6月号」(角川書店)が官能小説特集を組んでいて、永田守弘先生が本誌に評論を書かれています。霧原はブックインブックの形(つまり付録)のアンソロのうちの一本「祭りの時間」を書いています。「小説NON」に掲載したものに手を加えたもの。「官能小説界のトップランナーたち6名による饗宴」などと謳ってあり、かなり面映ゆいです。
東野圭吾さんの最新ミステリー100枚が掲載された600ページを超える本誌に、官能小説のアンソロ付録つきで680円!!!
http://www.kadokawa.co.jp/yasei/
仕事はひたすら竹書房の書き下ろし。楽しく切ない話を書いています。