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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2017年08月01日(火)

感謝です

 先週は、6人もの編集さんと打ち合わせができて、感謝です。
 打ち合わせといっても、大半は馬鹿話ですが、編集さんの寛容な御心もあって、盛り上がりましたね。仕事以外の話の内容はたぶん記憶から消えるけど、盛り上がったという空気感は残りますから。それがあれば、仕事で多少の齟齬があっても、乗り越えられます。

 日刊スポーツ連載『淫らな気(き)』終わりました。愛読していただいた方に感謝です。
 
 仕事は、この一週間かけて、新聞連載のまとめを終えたところ。やはり、新聞連載は一日一々が勝負なので、続けて読むと直したいところだらけで(笑)。
 苦労した分、良くなっていると信じたい。
 だけど、朝型にすると、たとえ夜に飲み会しても、きっちり仕事はできるので、大変助かる。
 朝型をずっと続けている、巨匠・睦月影郎氏のルーティンは正しいです。

 さて、また明日からプロット作り。しがない官能作家に休みはありません。


 

2017年08月08日(火)

低く垂れこめた雲

 8月6、9、15日は本当につらい日ですね。黙祷するしかありません。

 先日、茅ケ崎の花火を見ようと、辻堂海岸に出た。すごい音がしていたので、わくわくしながら海岸に出たら――。
 打ちあがるところは見えるんだけど、肝心の花開くシーンが消えてしまう。
 雲だ。低く垂れこめた雲が、遮っているのだ。こんなのは見たことがない。尺玉級だと、雲の上と下に花火が見えるのだが、肝心の中心部分が遮られている。
 そういえば、この前、隅田川に浮かぶ屋形船から見た東京スカイツリーも雲で、展望台から上が見事に消えていた。
 雲の威力を見せつけられたような気がする。

 仕事は、また書き下ろしで、一章めを書き終えたところ。ひさしぶりに女性視点で書いてるんだけど、なぜか筆が進む。午前中にノルマを終えてしまい、やることがなくなって、時間を持て余してしまう(苦笑)。

 今月は、21日に『三人の嫁』が出ます。表紙では、大柴宗平氏が3人の女性を魅惑的に描き分けてくれています。期待してください。
 
  http://amzn.asia/hNE4O8y
 

 

2017年08月17日(木)

女子大生の日?

 昨日、8月16日って何の日だったか、わかります?
 昨日、もう1年以上通いつづけて歯医者に行こうと、愛車のエンジンをかけたら、ナビがいつものように女声で「8月16日 今日は女子大生の日です」って……。はんって、耳を疑いましたよ。確か今、女子大生の日って言ったような。
 ずっと引っかかっていて、後でスマホで調べたら、ありました、「女子大生の日」が。
 1913年同日、東北帝国大学が女子受験生3名の合格を発表したんだそうです。つまり、日本初の女子大生が誕生した記念日なのです。
 知らなかった。ただ、それだけの話で、オチはありません。

 仕事は、今、短編を書き終えたところ。すぐに、9月刊行の長編のゲラチェックにかかり、終わったら、新聞連載の梗概とタイトルを考え、それでようやく、一時中断している書き下ろしに戻ることができる。
 道は険しいです。とくに、8月以降ずっと続いているこの曇天が、気持ちを沈ませる。曇りだと、りゅうの散歩が遅くてもいいから、助かるんだけど、こうも続くとね。
 そのせいか、入谷の朝顔市で購入した琉球朝顔がいまだに、一輪も咲かない。
 そろそろ、快晴が欲しい。
 
 

2017年08月21日(月)

『三人の嫁』発売

『三人の嫁』(竹書房)が今日、発売されました。
 第二の人生を送ろうとしていた主人公が何気に購入した宝くじで、1億円が当たってしまったら――。
 そして、彼には三人の息子がいて、それぞれが結婚している。
 男は当選金の1億円をどう分配しようか悩んでいる。その場合、息子の嫁たちはどういう行動に出ると思いますか?
 
 三人の嫁 (竹書房文庫)
 霧原 一輝
 http://amzn.asia/3Mnxfe6

 昨年末の「特選」のコラムに書いたように、霧原が今年目指すところは――。
『リアル・ファンタジー』です。
 自分で言うのもへんだけど、これはその最たるものだという気がします。
 宝くじ一等の5億円当選というと、ウソだろとなるけど、前後賞の1億円だと、あるかもなというリアリティを感じるでしょう?
 自分で言っても何か嘘くさいですね。
 長男の嫁・淑乃。二男の嫁・香生子。三男の嫁・茜里のそれぞれの誘惑術、駆け引きをお楽しみください。
 最後は、主人公はどんな結論を出すのでしょうか?
 なお、大柴宗平氏の嫁3人のイラスト、傑作ですよ。
 
 


2017年08月30日(水)

ブロークンアロー

 ようやく、琉球朝顔が咲いた。しかも、同じ房に、4輪一緒に。青紫がとても鮮烈。
 しばらくは、楽しめそう。ただ、ウッドデッキの外側に咲いているので、見るには上から覗き込むか、下から見上げるしかないんだけどね。

 先週は四日連続で、東京に。仕事の打ち合わせや、打ちあげなんだけど、最後の日は、麻雀の定例会。ひさしぶりに卓を囲むと楽しいですね。
 しかし、睦月さん、マジで麻雀、上手くなった。うん、ほんとうに。ヨイショじゃないですよ。
 深夜に帰宅すると、その足でりゅうの散歩に出る。一日に二度散歩しないと、りゅうが許してくれない。どっちが主人だか。
 
 仕事は、新聞連載の一週目を書き終え、忘れた頃にやってくる長編のゲラチェックを終えて、ふたたび、中断していた書き下ろしに。
 あまりに中断が多くて、忘れた(笑)。

 しかし、あの北のミサイル、どうにかならないものか。今後の日本の防衛など、いろいろと、考えさせられますね。そういえば、
『横須賀ブロークンアロー』(山田深夜著 双葉社)という上下巻1500ページを読み終えた。
 早い話が、横須賀に核が持ち込まれていたらというエンターテインメントなんだけど、今、マイブームが「横須賀」ってこともあって、めちゃワクワクした。長いけどね(笑)。でも、日本にとって核ってなんだろうと考えさせられもしますよ。
 
 

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