霧原一輝/日記

日記

■2011年06月26日(日)  ハードスケジュール
 今週は軽井沢から戻り、金曜日には文芸家クラブの総会とパーティに出席。
 新しい役員の発表があり、新理事長に睦月影郎氏の就任が発表される。睦月さんの実績からいけば当然でしょう。事務局は北山悦史氏。手腕に期待しています。

 その後、銀座の文壇クラブ「数寄屋橋」と「花暦」とはしごして、帰宅したのが午前2時半。

 パーティの最中に編集者からうかがった話では、拙著『媚女めぐり』が文教堂の本の売り上げのベスト50にかなり長い間しぶとく入っていて、いいときは20位で、官能作品としては珍しいとか。少し感激。タイトルと表紙イラストがよかったのでしょう。
 
 霧原の処女作を某出版社で出してもらえることになり、その加筆修正を終えたところ。乞う、ご期待!!!
 これから、『悦』の連載二回目を書き、それから書き下ろし。その間に日刊ゲンダイの連載もある。短編も二本あるし、集中しないとこなせない。

 ちなみに、7月、8月、9月と長編文庫が一冊ずつ出る予定。

 中央競馬の5つのレースで一着馬を当てるWIN5で、的中が3票で配当は2億円。100円が2億ですよ!!
 霧原もネットで馬券を買えるから、今度挑戦してみようか? 限りなく組み合わせがあるから、資金力がものを言う。1レースで5頭選んでも組み合わせは5の5乗ということになる。
 手を出さないほうが無難。これで、財政破綻をきたす人が必ず出ると思う。
 とにかく、しばらくはひたすら仕事。


■2011年06月20日(月)  軽井沢
 ようやく、日刊ゲンダイと「蜜のしたたる宿」の最終話を書き終えた。
 最終話は100点とはいかないものの、ベストは尽くしました。7月21日に発売されます。楽しみにしていてください。

 今日から軽井沢で二泊。といっても、遊びではなく、取材であるところがつらい。古くからの知人の経営するきれいなホテル。
 軽井沢の空気を吸ってきます。ここです。
 http://longinghouse.jp/index.htm


■2011年06月13日(月)  ばっさり
 うちのほうの水田はほぼ田植えを終えた。散歩してるとよくわかる。田植えのたびに、ああ、一年経ったのだと……。

 竹書房の書き下ろしを終えた。読み返して、濡れ場30ページ分を削ってしまった。
 時間をかけて書いたところだけど、物語を邪魔している、流れを妨げているのだから仕方がない。そういうときは、バッサリ切るしかない。
 カットした分は永久に陽の目を見ないだろうけど、仕方ない。

 身軽になって今日から、「特選小説」に連載中の『蜜のしたたる宿』の最終話にかかる。登場人物よ、ちゃんと動いてくれ!
 神様、納得できるラストを、ください。


■2011年06月09日(木)  双葉社WEB連載開始
 りゅうがお尻のほうに顔を向けて、肛門近くを舐めようとして丸くなってくるくる回っているので、へんだなと思ってみたら、りゅうのお尻がズル剥けになっていた。
 これは大変と獣医に連れていったら「膿皮炎」という皮膚病だった。抗生物質の入った飲み薬をもらい、数日与えたら見る間に治った。ちなみに、塗り薬だと犬が自分で舐めてしまうらしい。つまり、犬は自分の肛門付近まで舌が届くのだ。
 人間はまずできない。せいぜい、ペニスまで。
 いや、中国の壷に入ってしまえるような軟体女性なら可能かも。ぜひ、見てみたい。トイレットペーパー要らず(笑)。

 今日から双葉社WEB小説で連載がはじまりました。日刊ゲンダイとの例のコラボ企画です。毎週木曜日に一週間分原稿用紙15枚が掲載されます。木曜日に更新されます。無料ですので、ぜひ一度訪ねてみてください。
 このWEBのトップページ、(連載)の項から飛べます。
 日刊ゲンダイのほう、大柴宗平さんのイラストがエロイです。構図が素晴らしい。

 最近は一日のノルマを書き終えたら、とっととベッドに入り、読書にいそしむことにしている。ガス欠でアクセル目一杯踏み込んでも、エンジン傷めるだけですから。いい本を読むと、エネルギーが溜まる。
 今、読んでいるのは『日本のセックス』樋口毅宏著(双葉社)。ある人に薦められて読んでいるのですが、いやあ、途中からすごいことに。結末が楽しみ。
 性のマニアを扱ったものですが、「ネトラレ」には「カンダウリズム」という正式名称があるのは知らなかった。ちなみに霧原も『かわいい嫁』(二見文庫)でそれらしきことを書いていますよ。

 


■2011年06月02日(木)  もろもろ
 寒が戻って、いったんしまった冬物を引っ張りだして着ている。
 明日か明後日『悦』vol5(無双舎)が出ます。錚々たる作家陣のなか、霧原も「鬼の棲む蔵」80枚を書いています。トップページにアップしてありますが、季刊連載です。
 ファンである内田春菊さんとご一緒できて嬉しい。
 数日前に届いたので、全編読んだけど、藍川京さんと子母澤類さんが東日本大震災をいち早く小説に取り込んでいて。やはり、今回の震災は男性よりも女性のほうが感じるものが多かったのではないかと思った。藍川さんの「艶文」はいつにもましてよかったですよ。
 霧原はまだちょっとできない(苦笑)。

 このまま終わるのも何なので、先月読んだ小説のなかでいいと思ったものを少し書こうと思う。
 
○『あなたのいない夜』(光文社文庫)……7人の女流による官能アンソロジー。ここまで達者だと、身を任せたくなる。言葉の操り方が巧み。あまり濡れ場はないけど。霧原は宮木あや子が好きなんだけど、「万幸」(小池昌代)と「Rの海」(稲葉真弓)がよかった。小玉二三さんも書いてる。小玉さんは「蒼-aoi-」に書いてる短編が冒険しててよかった。

○『窓ごしの欲情』うかみ綾乃 著(宝島文庫)……「官能文庫大賞新人賞」の本作。明け方までかけて一気に読んでしまった。ヤバいところに突っ込んでいきながら、その切実さがエロスに転化している。ヒロインが穢されながらも、いやそれだからこそ清らかに見えてくるところがスゴイ。老人ホームの介護の丹念な描写が作品を落ち着かせている。
 新人離れした筆力の持ち主だと思いましたね。なかなかこうは書けない。
 ラストは、ちょっと問題ありだな。

○『ふがいない僕は空を見た』窪 美澄 著(新潮社)……本屋大賞2位の本作。噂はきいていたけど、面白かった!! もっと早く読むべきでした。
 人生と上手く折り合いがつかない登場人物の描写に狂いがないから、ずっと感情移入できる。コスプレ好きの人妻と彼の関係が切ない。
 性が逃げ場であり、救いでもある。そのへんの切実さがぐんぐん来る。出産に関する描写はさすが。

 なんだか女流ばっかり(笑)。次回は男性作家も取り上げようと思う。
 仕事はひたすら竹書房の書き下ろしと日刊ゲンダイ。日刊ゲンダイ、連載始まってます。


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