ようやく、書き下ろしを終えた。
今回の作品は、女性視点も入れているので、気を使った。女性視点で、品よく、淫らに書くのはけっこう大変だ。
先月書いたのは、男の一人称(しかも5人の)を使っているし、ベテランでもいろいろと冒険はしている。 これから、また新しいプロットを考えて、書き下ろしをしながら、二つの連載をこなす。大変だけど、もう慣れた。
この三日で、テレビと映画の『SPEC』シリーズを全部、見てしまった。もちろん見るのは、何度目かだけどね。
やはり、堤幸彦監督は天才だ。物語性もそうだけど、映像のこと知り尽くしているし、俳優を使いこなす術が抜群。
とくに、変わった女性を描くのがすごい。戸田恵梨香とかチャーミングすぎる。あの設定でもちゃんと血が通っている。『サトリの恋』の真野恵里菜も好きだな。
どこまで演技指導してるんだろうか? 元劇団の主催者兼演出家としては、とても気になる。
映画監督、やってみたい。高校生のときに、8ミリで映画撮っていたからね、自信はあるんだけど。