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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2013年10月02日(水)

上京

 昨日はひさしぶりに新宿へ出て、特選小説の編集部へ。近くのいつもの蕎麦屋で、熊本から上京なさっていた作家の八神淳一氏と、H編集長を交えて3人で飲む。八神氏と会うのは初めてで、詳しく書けないのが残念だけれど、似た経歴を持つ方なので一度会いたかった。
 いい意味でプロフェッショナルな方でしたね。同じくらいの年齢だと勝手に推測していたので、10歳近く若いと聞いて、びっくり。ちなみに来年の4月には熊本から東京へ移ってくるそうです。
 その後、地下の飲み屋で、友人の作家と合流して、官能論に花を咲かせ、一時にタクシーを呼び、4人で乗って、ひとりずつ落としていき、最後はひとりで辻堂まで。
 この運ちゃんがやけにスピード出すので、後ろの席で足突っ張ってましたね(笑)。
 日曜日にはいよいよ凱旋門賞。テレビで放映されるようで、今からわくわくしてます。

2013年10月07日(月)

残念

 凱旋門賞、オルフェーブルが2着で、キズナが4着。
 ううむ、残念としか言いようがない。どちらかが優勝するだろうと予想していただけに、レースが終わってもしばし呆然――。
 トレヴは強かった。抜けていましたね。いくら5キロの斤量差があるにしても、あの末脚はすごい。道中、キズナの前をずっとふらふら走ってて、邪魔な馬だなと思っていたのだけれど、あの強靭な末脚は何でしょうね。
 まだ、3歳の牝馬だからな。歴史に残る名牝ということでしょう。
 日本のジャパンカップで走ってほしい。高速馬場ではどうなのか、知りたい。

 仕事は、今年中に出る書き下ろしなどはもうすべて終えた。
 しかし、来年の一月刊は年末進行になるから、今から書かないと間に合わない。
 終えても終えても、次が来る。
 今年は長編があと4本出ます。ご期待ください。

2013年10月10日(木)

[『艶技の時間』発売

 今日、『艶技の時間』(双葉文庫)が発売されました。
 日刊ゲンダイに好評連載されたものに、加筆したものです。今、巷で取沙汰されている「代理屋」さんにスポットをあてたものです。
 結婚式の人数合わせとか、恋人となって実家を訪れるとか、想像以上に代理業は盛んなのですね。
 簡単にいうと「代理セックス」。
 新聞連載なので、どうしても物語のダイナミズムには欠けますが、そこは綿密な「濡れ場」で補っているつもりです。
 趣向を凝らした代理セックスをお楽しみいただけたら。
http://www.amazon.co.jp/%E8%89%B6%E6%8A%80%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93-%E5%8F%8C%E8%91%89%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4575516252/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1381409674&sr=1-1

2013年10月16日(水)

打ち合わせ

 台風一過のあと、上京して新宿でF社と打ち合わせと顔合わせ。編集さんと計4人で、プロットを肴に喧々諤々しつつ、楽しく飲む。
 帰りはタクシーで、横浜在住の編集さんを途中で落として帰宅。ひさしぶりに飲み過ぎて、タクシーで前後不覚。名前に惹かれて頼んだ清酒「くどきじょうず」を飲みすぎたな。まあ、でもうちへのナビはきっちりできたから。

 上京する前に、いつものようにりゅうと海辺を散歩。台風の影響で、すごい高波で、さすがのサーファーも尻込みしたのか、姿が見えなかった。
「入」の形をした荒波が怒涛のごとく打ち寄せてきて、白い波頭が立ち、波しぶきというか、白い水蒸気がまさに馬のたてがみのように後ろになびいて、その横を見れば、くっきりとした八の字型の富士山――
 これを見に、湘南に来たんだなって。

 仕事は「特選小説」の短編「昭和官能」を書き終えて、F社の書き下ろしにかかる。来年の1月に出るもの。年末進行ですから。
 

2013年10月18日(金)

『鬼の棲む蔵』発売

『鬼の棲む蔵』(イーストプレス悦文庫)が今日発売されました。
 イーストプレス悦文庫が創刊され、そのトップバッターを牧村遼氏とともに務めることに。
「読み応えのある官能文庫」を目指す悦文庫のようですが、じつはすでに書泉ブックマートさんで「創刊フェア」として先行発売されていて、売れ行きは好調だとか。まあ、ミニ色紙とサイン本置いてあるので、そのせいもあるかなとは思いますが。でも、追加で神保町のすずらん堂でも要請があったらしく、新しくサイン本書きましたから、それなりに手ごたえがあるのかもしれない。
 作品としては2年がかりで書いた「渾身の作」ですので、読んでいただきたい。
 酒蔵が舞台なのだけれど、連載中に実際に酒造りにかかわっている蔵元の方に「よく調べてある。次が早く読みたい」との言葉をいただいたときには「作家冥利に尽きる」というやつで、嬉しかった。苦労した甲斐がありました。
 トップバッターとして、いささかの責任も感じているので、切に売れてほしい。よろしくお願いします。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781610692/nejireweb-22/ref=nosim/

2013年10月22日(火)

『特選小説』発売

 21日に発売された「特選小説」12月号に『隣家の園』の第4話 青い花―優佳 が掲載されています。前々号の第3話とセットで読むと、いっそう醍醐味がわかる仕組みになっています。

 話は全然変わるけれど、終わった「あまちゃん」を偲んで、「久慈 まめぶ汁」をネットで取り寄せて、食べましたよ。
 まめぶって、小麦粉の団子のことで、なかに黒砂糖とクルミが入ってた。思っていたより小さくてかわいい団子で、しめじや人参、豆腐などとそれなりにマッチしていて美味しかった。やさしい味っていうのか。
 次は、レトルトでないのを食べたい。

2013年10月25日(金)

麻雀

 台風がせまるなか、上京して飯田橋で午後二時から麻雀。
 睦月氏、元週刊大衆の編集者、イラストレータさんといういつもの麻雀好きなメンバーと半荘6回打って、プラス50。
 麻雀は負けても勝っても楽しい。時間の経過を忘れる。
 終わって、F社の編集さんを交えて呑み、睦月さんといつものようにタクシーに同乗して湘南に帰る。

 帰宅し、疲労困憊のところを、差し迫っているゲラチェックをやり、チェックしながらいつの間にか、うとうと。
 
 明後日の天皇賞、伊集院静氏がプレゼンターとして府中競馬場に招待されているようで、友人である武豊がトウケイヘイローで勝てば、絵になる――。
 だけど、そう上手くいくのだろうか。

2013年10月31日(木)

痛快 日本シリーズ

 今年の日本シリーズは面白い。野球の醍醐味が感じられる。
 やっぱり、野球は面白い。
 配球とか考えていると、野球はバカじゃできないと思う。楽天の嶋捕手は小学生時代に通知表がオール5だったとか。もっとも、銀次選手みたいに「僕が打って優勝します」と宣言する肝っ玉野郎がいてこそ、痛快。
 賢いか、能天気かどちらでないと大成できないんだろうな。どの世界でもそうだけど。

 明後日の東北での一戦、マー君が無敗のまま決められるのか。その一部始終を見届けたい。

 日本シリーズを見てしまうせいではないだろうが、仕事は思ったほど進まない。コンスタントに一日、文庫15pは書けるんだけど、それを超えられない。
 自分で限界を決めてしまっているのかもしれない。

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