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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2018年08月01日(水)

いよいよ8月

 今日から8月、と書いている私の横で、りゅうがちょこんと座って、はあはあ言っているが、その息がクサい。犬も歳をとるとどうしても息が匂うものらしい。
 白内障は、今も一日2回の点眼をつづけている。最近は、唸りながらも抵抗せずに、おとなしく点眼させる。もしかして、これを我慢すれば、目の前の白い霧が晴れることを条件反射的に理解しているのかもしれない。
 
 テレビドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』がなかなかいい。生活保護受給者を扱ったものだが、こういうのもありだなって思う。
 矢島弘一氏の脚本があたたかい。
 彼は劇団「マハロ」も主宰してして、「マハロ」の作品はほぼ見ている。友人の紹介で矢島氏と知り合い、「絶対に岸田戯曲賞、取れるよ」と予言していたのだが、この前、テレビドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で、向田邦子賞を受賞してしまった。この賞を取ると、岸田戯曲賞は取れなくなるらしい。
 私がその才能に嫉妬を覚える、数少ない作家のひとり。
 吉岡里帆って恋愛ものより、こういう一途な労働者のほうが向いてる。自転車での全力疾走、かわいい!
 時々、意味もなく入浴シーンなどの、サービスカットあります。
 ううん、かわいすぎて、ハグしたくなる。

 先週は、車を車検に出したり、編集さんが来てくれたり、1年に一度の屋形船で天ぷら食べたりと、いろいろあって、仕事をしたようなしてないような。
 今週はと意気込んではいるのだが、四国に行かなくちゃいけないし。
 どうなることやら?

2018年08月06日(月)

足摺岬

 先日、高知に行ってきた。一泊二日のツアーの単独参加。
 羽田から松山空港まで、1時間ちょっと。ほんと早い。下手したら、ここから都心に出るよりも早い。早朝の便だったし、りゅうの散歩しなくちゃいけないので、朝4時起きでしたけど。
 足摺岬に泊まったんだけど、夜のスターウオッチングは天候にも恵まれて、星がめちゃめちゃきれいでしたね。場所は足摺岬の展望台で、私の好きな灯台がぐりんぐりんまわっていて、天の川もよく見えて……。平たい石に寝そべって夜空を眺めてたら、吸い込まれていくようだった。

 カツオの藁焼きも実際に体験できた。カツオを串に刺して、藁に火をつけるんだけど、とにかく顔が熱い。それだけ藁って火力が強いんですね。そのくせ、すぐに燃え尽きるから、カツオがいい具合にあぶられるんだな。
 伊尾木窟と言う、地層の見える峡谷も、四万十川にかかる沈下橋も興味あった。
 今回は駆け足だったので、また今度、じっくりと中心部に行ってみたい。

 で、今月は、20日に長編『孤島の蜜嫁』(竹書房文庫)が出ます。
 21日には、「特選小説10月号」で霧原原作のAVの紹介と、原作になった短編が掲載されます。
 あとは、日刊スポーツの連載ですかね。

 孤島の蜜嫁 (竹書房文庫)
 霧原 一輝
  http://amzn.asia/7gzaCt9

 よろしくお願いいたします。この猛暑を乗り切りましょう。

 
 

2018年08月12日(日)

ようやく暑さが、だが、休めない

 ようやく暑さも峠を越えて、犬の散歩も時間的に楽になってきた。
 今日の甲子園の星稜対済美戦、すごかったですね。いくらタイブレークとはいえ、あそこで逆転サヨナラ満塁ホームランが出るか?
 小説でも書けない。

 長編、書き上げて、明日からはまた新しい長編。最近、各社の〆切が早まっているから、調整が難しい。来年の1月刊の〆切が11月初旬ですからね。今週は京都旅行が決まっているし、休む暇がない。こんな時に、旅行入れる私がいけないんです。

 20日に発売された『フライディ ダイナマイト』で官能特集をやっていて、霧原が先月号の特選小説に発表した短編「セミが鳴き、人妻も啼く」も取り上げられています。立ち読みでもどうぞ。 

2018年08月20日(月)

『孤島の蜜嫁』発売

 金足農業の2ランスクイズ、すごかった。普通、ノーアウト満塁でしかけないでしょう。あれには唸った。感動さえした。

『孤島の蜜嫁』が発売されました。この前あった、しまなみ海道を逃げた脱獄囚の事件に着想を得て、書いたものです。
 島の話ですが、ほとんどが密室で、しかも登場人物は義父と息子の嫁と脱獄囚の3人というピュア―な物語です。ぜひぜひお手に取ってくださいませ。

 孤島の蜜嫁 (竹書房文庫)
 霧原 一輝
 http://amzn.asia/5mq8ka4
 

 先週は、京都五山の送り火見物と、貴船の川床料理を食べてきました。
 送り火は見た場所が問題で、4つしか見えず、しかも小さくてがっかりした。その代わり、清水寺で大護摩供養を偶然見て、そのすさまじい煙と炎には感動した。
 もっとも、いちばん印象に残っているのは、夕食時の舞妓の踊りで、きっちり3人の舞妓の名前を聞いてきました。聞いたからって、どうできるものではないけど。
「夢二の女」に限りなく近い女って初めて見た。
 宮川町の18歳の舞妓で、千賀染(ちかそめ)と言います。
 ほんと、関西で生まれて大金持ちだったら、絶対にハマって舞妓を水揚げしてたと思う。
 以前に熱海の芸者にもハマりかけたし、自分でもほとんど病気だなと思った。金持ちでなくてよかった、マジで。

2018年08月22日(水)

「神山家の嫁」DVD発売中 特選にも掲載

「特選小説10月号」に、発売中の霧原原作のDVD『神山家の嫁』(マドンナ 篠田ゆう主演)の写真と、原作になった本作品が再録されています。
 http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/detail/=/cid=juy572/
 特選小説とのコラボ企画です。
 質の高い作品撮ってる老舗レーベルですから、これもいいと思いますよ。
 叔父に犯される若き未亡人を演じた、篠田ゆう。なかなかいいのではないでしょうか。お楽しみください。

 全然関係ないが、強炭酸水を作れるソーダストリーマーを買ったのだけれど、これが便利で今、はまっている。簡単にハイボールが作れるし、炭酸水も美味しい。炭酸ガスが混ざるだけで、なぜあんなに甘く感じるのだろう?
 1万円で買えます。お勧めです。
 

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