新刊が今日発売されました。
催淫気功 その気にさせて (二見文庫)
霧原 一輝
http://amzn.asia/g7QrvYZ
気功教室に通っていた主人公が、「手当て」によって淫気を送り込むことを習得し、自分を陥れた会社のOLたちをめろめろにさせていくという痛快な話です。
気功と言うより「妄想力」に重きを置いています。
楽しく読めると思います。ぜひ手に取ってくださいませ。
越中八尾のおわら月の盆に行ってきた。
期待感が強いだけに、もし失望したら、と思っていたのですが――。
良かった。想像通りでした。
坂のあるぼんぼりだけの石畳の細い道を、少しずづ近づいてくるあの到来感。
静かだけど、イキなんですね。細長い三日月みたいな編み笠でまったく顔が見えないところが、想像力をかきたてられる。
動と静の繰り返しなんだけど、胡弓つかったりと、あれを考えた人は、天才だと思いますよ。
ちなみに、H町の先頭で躍っていた彼女、私が見る限り一番の踊り手なのですが、帰宅してyoutubeで調べたら、編み笠なしで彼女が躍っている映像がアップされてて……美人でしたね、やっぱり。うん、良かった(笑)。
後ろで踊っていた彼女と似てたから、多分、姉妹ですね。ううん、姉妹か……。
しかし、おわら観てたときに、道の向こうでずっとお喋りをつづけていた、名古屋から(懐かしい名古屋弁つかってた)来たおばさんの集団、頼むから黙っていてほしい。おはやしが近づいてきて、坂道を踊り手が降りてきても、ずっと煩く喋りつづけている。観ろ、聞け! お願いだから、その壊れたスピーカーの音量を落とせ。
傍若無人、厚顔無恥――。
ほんと、品悪く年取った女って……いや、これ以上は言うまい。