でも、時間の経過なんだと思う。最近、『震災風俗嬢』(小野一光 大田出版)を読んだ。東日本大震災の一週間後には、風俗は営業再開してるんですね。 逞しい。で、震災にあった方が、女の肌に癒されにくる。 震災で家族を失ったその悲しみはおそらく永久に消えないけど、それども女性を抱きにくる。 そんなところに、官能小説の救いを見いだしている。
また、告知が遅れましたが、4月21日に発売された「特選6月号」に「嫁の乳房」という短編を上梓しています。