週刊大衆と特選小説の連載分を書き終えて、双葉文庫の書き下ろしを続行中。
双葉は今年、5本の書き下ろしをすることになる。ローテーションの変更にともなっての出来事だが、ひとつの版元で年5本というのは今後ないと思う。
手かえ品かえで読者が飽きないよう、楽しめるようにと、ベストを尽くしてきたつもりですが・・。
今回の作品は発売が12月なかばということもあり、クリスマスイブに始まりクリスマスイブに終わる話。内容はあまりクリスマスには関係ないけど(笑)。乞う、ご期待!!! この前、二見の編集長から電話があり「まだゲラを読んでいる途中なんだけど・・」と聞かされたときには、うん、書き直し? と脳裏をよぎった。ゲラを読んでる途中で電話なんて初めてだったし・・。
そのあと「すごくいいよ。感激を伝えたくて電話した」って聞いて、涙が出るほどうれしかった。
以前にも日記に書いたけど、冒険作で苦労したから、ちょっと報われた気がした。
11月20日あたりに出るので、その成果を確認してもらえればうれしいです。
現在、月の満ち欠けの観察を続行中。ある人に「小説の中で、真夜中に三日月がかかっている描写を時々見かけるけど、あれは実際にはありえない」と聞いて、月の満ち欠けを学ばなければと。
一週間ほど前、りゅうの散歩時にシャープな鎌のような三日月が山の端に沈むのを見て以来、月と一緒に散歩。
現在、上弦の月を越えてどんどん満月に近づいている。雲間からのぞく月っていいですよ。
11月上旬までに、山ほど仕事が残っている。夕刊紙の週に一度の連載も入ったし。少し焦らないと、こなせない。