11日に『アイランド熱帯夜』(双葉文庫)が発売です。 仕事を辞めるはめになった主人公が、癒やしをかねて沖縄の小さな島へ旅行に。 そこで、地元の工場に勤める3人の美女に出逢い、それから、人生が好転していく。小豆島に飛び火して、やがて、26歳の彼女と……。 島での情熱的なセックスとロマンスを書きました。 校正の女性が絶賛したという話も……。頑張りました。よろしくお願いします。 これが、りゅうについて書く最後になると思います。 りゅうは今、私の部屋の骨壺のなかで、眠っています。腕骨折してて火葬場に持っていけず、うちまで来てもらい、火葬専用の車で、家の前で焼いてもらいました。一時間くらいでしたね。オジサンが「とても太くて、しっかりした骨だった」と言っていました。 この前、編集さんが二人励ましの意味もかねて家に来てくれたので、りゅうのオシッコまみれのカーペットを片付けてもらい、今は、もう痕跡がありません。 いまだに、幻聴でりゅうの鳴き声が聞こえて……そのうちに、聞こえなくなるでしょう。 骨折していた右腕も、この一週間で急速に回復して、今は三角巾は外しています。寝て、右に体重をかけたとき、「ゴグッ」とすごい音がして、それから楽になったから、微妙にずれていた肩関節がもとに戻ったのかも。 一時は途方に暮れたけど、今は少しずつ回復しています。でもほんと、こういうときって、人の温かさが身に沁みます。ひとりでは、どうしようもないことってあるんだな。 |