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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2015年02月01日(日)

『色好みな相棒』第2週

『色好みな相棒』の第2週目が明日発売の「週刊大衆」に掲載されます。
 アレが喋ります。
 ぜひぜひ、週刊大衆を手に取ってくださいませ。

 先週は新年会が二本。
 先日は「文芸家クラブ」の新年会に出て、二次会、三次会で、朝まで飲み明かした。ひさしぶりに痛飲したな。
 まあ、息抜きがあってこそ、仕事に集中できるのだから。

 
 先日は、取材もかねて、鎌倉へ。
 鎌倉駅周辺をぶらぶらしていたら、面白いカフェを発見。
 明治からの米蔵を改造して、カフェにしたもので、当時の米蔵のセピア色の写真が展示してあり、昔の写真ってすごいと思った。
 色あせてるんだけど、当時の空気感が伝わってくる。
 スマホの写真では、こうはならない。
 色あせるって、大切なことなんじゃないかって思った。

 

 

 

2015年02月04日(水)

今月の刊行予定

 日陰に放置したがために、開花が遅れていた、シクラメンがようやく咲いた。
 リビングでピンクの美しい花を三つほど咲かせて、目を楽しませてくれている。

 忘れていた、霧原の今月の刊行予定です。

1 双葉WEB連載『のしあがり』 毎週木曜更新 いよいよ中盤の佳境に入るところ。

2「週刊大衆」連載『色好みな相棒』 毎週月曜発行 ユーモア官能小説です。

3 書下ろし『古民家で戯れて』(竹書房) 2月19日発売予定

4「炬燵男」 特選小説4月号掲載 2月21日発売

 以上です。

 
 こうやって取り上げると、随分書いてるようだけど、実際にはそんなに枚数書いてるわけではないので。一作入魂はつづけている。
 まあ、プロとしては当たり前なんで、威張れることじゃないですけど。

 明日は雪が降るらしい。降るなら、どばっと降って、湘南海岸を雪景色にしてほしい。
 最近は、ゆえあってりゅうの散歩を一日2回している。
 疲れるとは言わない。うん、楽しい。そう思わないとやっていけない。

2015年02月13日(金)

ずっと書いている

 毎日、ひたすら書いている。
 青色申告の領収書もそろそろまとめて、会計士さんに送らなきゃとは思うものの、いつもぎりぎりにならないと、腰があげられない。
 ほんと、作家というのは、小説という虚構のなかでは自由だか、日常は地味で地味で。結局、最高の状態でパソコンの前に座るために毎日を捧げるわけで。
 最悪の状態でパソコンを前にすると、自分への失望感ばかりが募り、いやになるから。
 いつご飯を食べるとか、どのくらい食べて、どのくらい休むとか、あるいは、いつりゅうを散歩に連れていくかとか。そういう些細な日常のコントロールで、出来も違ってくるから、恐ろしい。
 
 書いた作品だって、これという規範があるわけではないから、良し悪しがすぐにわかるわけじゃない。最初の読者である編集さんの反応を見て、褒められれば、「ああ、やはり、俺は正しかった」となるわけで。
 何十年と書いてきても、心は新人作家。
 ほんと、傲慢になれたら、楽なんだけど、もしそうなったら、すでに作家生命を終えているんだと思う。

 今、『週刊大衆』に連載してる「色好みな相棒」――。
 設定が設定なだけに、大ゴケするときはするなと思っていた。大衆さんに迷惑だけはかけたくない。
 で、現在ある自分のすべてを出して、一章を書いたのだけど。
 印刷所の段階で、「この発想はすごい」という声があがり、読者の皆様の反応もきわめていいようで、それを聞いた瞬間、ほっとしました。
 ほっとしつつ、いや、まだこれからだ。気を抜いたら、終わるぞ――と、自分を叱咤激励してる。
 読んでみてくださいませ。
 ちなみに、どの記事がよかったかという読者アンケートに答え、漢字パズルの答えを書いて、ハガキ出すと、な、なんと抽選で一万円が当たりますよ!!!

 そういえば、この前、波打ち際をりゅうと散歩してたら、波頭の上で縦に回転するという荒業を披露していたサーファーがいて、わが目を疑った。
 すごすぎない?

 
 

 

2015年02月17日(火)

浮世絵の肉筆画

 19日に書き下ろしの新作が出ます。
 今流行の古民家での、スローライフの話です。
 ちなみに、この表紙を描いてくださった大柴宗平氏。このために、わざわざモンペを購入していただいたとか。ほんと、彼の絵に対する情熱には頭が下がります。
 ありがとう。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%B6%E3%81%A7%E6%88%AF%E3%82%8C%E3%81%A6-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4801901840/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1424201544&sr=1-1

 先日、鎌倉の鶴岡八幡宮内にある鎌倉国宝館で『肉筆浮世絵の美』という展示会に行ってきた。
 葛飾北斎、安藤広重、喜多川歌麿、菱川師宣などの、肉筆画が展示されるのだから、観なくては駄目でしょう。
 どうせ観るならと、学芸員の解説がある日時を選んで。
 すごかったな。静かに興奮したな。
 時を隔てて、絵師たちの息遣いや思いが、伝わってくるようだった。
 ほとんどが掛け軸だから、想っていたより、絵は小さいけど、細密だな。
 やっぱり、画狂人・葛飾北斎が気になる。正統派のスケッチを重視した画家だよね。90歳になるまで彼に描かせたものは何だったのだろう?
 あ、それから、新説、浮かびました。
 北斎のあまりにも有名な「酔余美人図」観たんだけど、首から上の繊細すぎるタッチと、首から下の荒い(?)筆致と全然違うように、私には見えた。
「北斎の美人画は、首から上は違う画家に描かせている」
 どうですかね。この新説、

 

2015年02月19日(木)

『古民家で戯れて』発売

 しつこいようですが、書下ろし新作『古民家で戯れて』(竹書房)が今日、発売されました。
 http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%B6%E3%81%A7%E6%88%AF%E3%82%8C%E3%81%A6-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4801901840/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1424320376&sr=1-1
 この表紙、見れば見るほど味が出てくる。
 モンペの女が表紙になったのって、官能小説じゃはじめてじゃないかな。
 
 会社を早期退職した男が、地方の古民家でスローライフをはじめる話。
 だけど、セックスライフはスローセックスとはいかないようで。

 しかし、不思議だ。
 11月に出した『人妻の別荘』(二見書房)」がいまだにベストセラー1位をつづけている。もう、三カ月経つのに。
 どうしちゃったんだろう? やはり、尻の割れ目か?
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576141619/nejireweb-22/ref=nosim/

 

 

2015年02月21日(土)

『炬燵男』

「特選小説 4月号」が今日発売されています。
 http://www.amazon.co.jp/%E7%89%B9%E9%81%B8%E5%B0%8F%E8%AA%AC-2015%E5%B9%B4-04-%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00S5TL96C/ref=zg_bs_46436011_2

霧原の作品のタイトルは『炬燵男』――。
 
炬燵――いい響きです。さまざまな妄想をかきたててくれる。
 その妄想をあらわにしたのが『炬燵男』。

 読んだら、間違いなく仰天しますよ。
 友人作家からも早速、「霧原さん、『炬燵男』やばいすよ。やばすぎますよ」というメールが入りました(笑)。
 そう、やばいですよ、この作品は。シュールです。非現実ですが、しかし、男の願望でもあるのです。
 というわけで、この問題作、読者の反応を楽しみにしています。よろしかったら、ぜひぜひお手に取ってくださいませ。

 昨日は飯田橋で、睦月氏らといつもの麻雀大会。
 ラストの半荘で、箱下になり、これではこれまでの貯金を吐き出してしまう――という局面で、な、なんと起死回生の「国士無双」をつもあがりました。
「中」の赤い文字をもうパイしたとき、さすがに震えたな。麻雀やってて、ひさしぶりに手が震えた。
 このメンツでやっていて、役満あがったのが、確か三度目。確率的にかなり高いですね。国士無双、四暗刻、国士無双。ううむ、誰か役満を呼び込む人がいるのかもしれない。誰だ?
 で、深夜に辻堂に帰って、待ち構えていたりゅうの散歩ですから、人生、ほんと容易じゃない。
 

 

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