今年、唯一誇れることがある。 一日も欠かさず、テレビ体操をしていることだ。まあ、ラジオ体操みたいなものだが、NHKの番組を録画した映像を流しながら、10分ほど体操をする。 このおかげで、何十年も悩まされてきた腰痛がほとんどなくなった。 要するに、腰痛は体のバランスの悪さからきていたんだな。だから、全身運動を毎日つづけると、バランスが良くなって、腰痛がなくなる。 おかげで以前は毎日のようにお世話になっていたマッサージ椅子にほとんど座らなくなった。 こんなことなら、もっと早くラジオ体操をすればよかった。 ところで、この前、出版物の売り上げのでデータが出ていて、それによると、雑誌は売り上げ低下が著しく、下げ幅が止まらないが、それに比べて、書籍は電子書籍も入れると、そんなに売り上げが下がっていないらしい。 そうか? だとしたら、薄利多売方式のおかげだろう。 一冊の部数は下がっているのだが(一部のベストセラー作家を除いて)、その分、冊数を多くして、つまり、薄利多売で何とかして、保っている感じかな。 現に、官能文庫だって、出版の点数はどんどん増えてきているんじゃないか。 年間10冊以上出さないと、売れている作家とはみなさない、みたいな悪しき風潮が蔓延している。ほんとうは、年5冊出して、その分、内容を濃くして、初刷りの部数を多くしたほうが、いいに決まっている。 以前に、図書館の司書をやっている友人に、「年、12冊くらい出してる」と言ったら、「明らかに出しずぎ。自分で自分の首を絞めてるようなものだ」と、かるく一蹴された。 なんて言いながら、〆切まであと2章、などと〆切に追われている自分が情けない。 |