東北ツアーから無事に帰ってきました。 松島遊覧、鳴子温泉、最上川の舟下り、銀山温泉という贅沢だが駆け足のルートでした。 舟下りの老ガイド、甚五郎さんの渋い歌声がいちばん記憶に残りました。方言過ぎて時々意味不明だけど、面白いし、民謡上手い。周りのおばちゃんたち、めちゃ喜んでました。 甚五郎さん、めちゃくちゃモテるだろうな。 舳先が逆巻く波を切って、しぶきがあがると、そこに「虹」がかかる。芭蕉ばりに俳句でも一句と思うものの。いかんせん俺は散文的過ぎて、句心がない。 で、宮城から山形へと横断するこのへんの道を「奥の細道 湯煙りライン」と呼ぶらしい。二時間サスペンスのタイトルだな。 銀山温泉はやはり別世界でした。ほんと小さな町並みだけど、ジブリの世界っていうか。宿、取れないみたいだけど、泊まってみたい。夜はまた一段とおとぎの国なんでしょう。どうにか痕跡を残そうと、あつーい足湯につかってきました。で、そのとき、靴を片方、足湯に落としてしまい……。 いや、この話はやめましょう。悲惨すぎる。 で、帰宅すると、りゅうはいつものようにクソまみれでしたが、その足で散歩連れていったら、どうにか歩けて、ダメージはなかったようで。 しかし、俺がいないと、どういうわけかご飯食べないし、ほとんど水も飲まない。ドッグフードも水も全然減ってないんだな。 断食してるのか? せめて水は飲んでほしい。 で、ゲラ二本あげて、また書き下ろしにかかっています。 明日は麻雀です。 |