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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2013年08月01日(木)

また世界チャンプが!

 亀田和毅がWBOバンタム級の世界戦に判定勝ちして、日本で10人目の世界チャンピオンになりましたね。いやあ、強いというか隙がない。亀田3兄弟のなかでは一番優秀だね。これで、パンチ力がつけば5階級制覇くらいできるんじゃないの。
 バッシングされたときもあったけど、問題児はあの血気盛んなお父さんで、息子たちはいたって真面目でストイックだと思う。3兄弟が世界チャンプって、世界で初めてらしいけど、一番可能性が低かった大毅がチャンプになったときから予想できたことだから驚きはない。
 バンタム級って、兄の興毅がWBAの、中山慎介がWBCのチャンプだから、和毅を交えて3人で、統一選やったら盛り上がるだろうな。
 世界チャンプが4人ってへんな話だし、一人に統一しようよ。
 兄弟じゃ絶対に戦わないだろうけどね。

 仕事は長編ひとつ仕上げて、二本目のまとめ。
 ギア落として、ちんたらやってます。暑いしね。
 りゅうも夏バテ気味で、クールマット敷いて、扇風機かけてやってます。

2013年08月04日(日)

面白い

 小倉記念のメイショウナルト、鮮やかでしたね。武豊の今年一番の会心の騎乗だろうな。武豊が完全復活してうれしい。
 騎手といえば、先日藤田伸二騎手の『騎手の一分』をkindleで読んだけど、面白かった。現役でありながら、今の競馬界をズバズバ切っちゃう。こういう人がいると、風通しが良くなる。どの世界でも必要だな。現役が斯界を損得考えずに切るって。

 kindleといえば、直木賞受賞した桜木紫乃さんの『ホテルローヤル』をkindle版で読んだ。ホテルローヤルを巡る短編集だけど、設定はほとんどそのまま官能小説に使えると感じましたね。廃墟でのセックスや住職の妻や、大人のおもちゃ屋の話とか。もちろん視点やスポットの当て方は違うし、さすがと思いましたけどね。
どちらが近づいているのかな。でも、人間書く上で性を描かないほうがおかしいんだから。

2013年08月08日(木)

バーミキュラ

 今日はF書房のY氏が拙宅を訪ねてくれて、次回作の打ち合わせ。いつもの、鮨屋で。最近は、サラダや蒸しハマグリ、ハモ、鯨のベーコン、最後には桃まで出してくれる。鮨屋なのに(笑)。常連さんになると、鮨屋はいろいろ出してくれるんだな。
 
 ところで、昨日『ガイヤの夜明け』で町工場の逆襲をやっていて、愛知ドビーの無水鍋「バーミキュラ」に感動して、即、頼みました。8か月待ちのはずだったんだけど、「テレビを見て注文が殺到しているので、待ち時間が長くなる」らしい。
 予想してはいたんだけどね。まあ、気長に待ちますよ。
 そう思わせてくれる鍋。水なしで、食物の水分だけでできるんですよ。絶対に美味しいと思う。

 この前のサンスポ講座には行けなかったので、10日のサンスポ講座は絶対聴講する予定。

2013年08月11日(日)

サンスポ講座

 昨日は、サンスポ講座の聴講をしに行ってきました。
 午前中にりゅうの散歩を済まし、藤沢駅から東海道線のグリーン車に乗ろうとしたら、前に、今回の講師である睦月影郎氏の後ろ姿が。同じ、藤沢ですから。これで二度目かな、偶然一緒になるのは。
 睦月氏も講座で、「どんなに金がないときでも、グリーン車に乗ると決めていた」と仰ってましたが、霧原も同じですね。というのは、普通列車のグリーン車は本を読んだり、小説の構想を練るのにすごく適した空間で、霧原の作品の半分以上はグリーン車でまとめたものなんですよ。景色が移っていくのを眺めてると、なぜか浮かんでくる。

 その講座は、前半がうかみ綾乃さんで、後半が睦月氏。
 お二人とも話が上手くて、最後まで集中力を切らないで聴講できましたね。作家の姿勢が伝わってきて、一年に一度のこういう機会も刺激になるな。
 霧原も頑張らなくては。

 その後、二次会、三次会で作家、編集さん、聴講者と話し、ここでも良い刺激をもらい、帰りも睦月氏と同じタクシーで。
 有意義な一日でした。

 ほんと、暑いですが、夏は暑くていいんです。

 

 

2013年08月14日(水)

お盆だけど

 お盆だけど、ひたすら書いている。
 二本目の連載小説をまとめ終え、送信。これで、10月中に刊行する作品はすべて書き終えた。霧原にしては珍しく驚異的。
 しかし、年末までにまだ書き下ろしを3本あげないといけないし、年末進行になるから、これでちょうどいい。
 1月刊行の〆切は、12月刊行とほとんど変わらないから。

 ちなみに、今月は末に書き下ろし、秘境官能ロマン『ふしだら蝶の谷』(竹書房)が出ます。また冒険しているので、ご期待ください。
 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%A0%E3%82%89%E8%9D%B6%E3%81%AE%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4812496152/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1376547601&sr=1-1

 ああ、そうだ。日刊ゲンダイ連載『ぬくヌク請け負います』もあと10日で連載終了で、佳境に入っています。少し遅れて連載されている双葉WEBともよろしくお願いします。
http://futabasha.pluginfree.com/weblish/futabawebmag/f3_130815_O_70EFA/index.shtml?rep=1

2013年08月18日(日)

忘れた頃にやってくるもの

 忘れた頃にやってくるもの――それはゲラです。
 昨日は長編のゲラが一気に二本、届いて、昨日今日で二本ともあげる。
 これでまた、自分で立てた執筆スケジュールが少し遅れる。ほんとうは、ゲラチェックの時間を組み込まなくてはいけないのだけれど、どういう訳か忘れてしまう。
 そう、ゲラは忘れた頃にやってくる――。

 先日、注文した無水鍋が4月に届くと、会社から連絡があった。で、そんなには待てないので、無水鍋の代用品として、一昔前に流行った「タジンポット」を購入。早速、モヤシとキャベツの上に豚肉を載せて蒸すという「豚肉のヘルシー蒸し」をやったところ、これが美味かった。次は「オクラとソセージのカレー風味」に挑戦しようと思う。

2013年08月22日(木)

『特選小説10月号』発売

『特選小説10月号』にシリーズ読み切り『隣家の園』第3話「白井家の秘密」を書いています。今回は白井家の恒平の視点で。
 ほんと、みんなしてはいけないことをしてますね。書いてて、これだけはしてはいけない――といつも思ってます(笑)。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E8MTZ3Y/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1377253225&redirect=true&s=books&sr=1-1
 
先日は、六本木で編集のM氏と、霧原と同い年にして官能では新人作家の沢里裕二氏と飲む。これで、彼と飲むのは4度目のはず。店のオーナーソムリエが人懐っこくて、みんなこの笑顔にやられちゃうんだろうな。
 沢里さんは、書くものも自由奔放で読んでいて爽快、会っていても楽しませてくれる。ほんと、有望だと思いますよ。
 一階にカラオケしに降りたら、推理作家の大御所、S田S司氏がいらして、もちろん向こうはこちらのことなどしるはずもないんだけど、ちょっと緊張しちゃいましたね。寺山修司作詞、浅川マキの「カモメ」を歌ったんだけど、興味なさそうでした(笑)。

 明日、4カ月にわたって日刊ゲンダイで連載してきた『ぬくヌク請け負います』が最終回を迎えます。読んでくださった方、長い間ありがとう。
 なお、双葉WEBではあと、2週間つづきます。
 加筆して、10月には双葉文庫で発売されます。そちらのほうもよろしくお願いいたします。
 

 

2013年08月26日(月)

胴震い

 暑さが一段落して過ごしやすくなりましたが、霧原はひたすら書いています。書き下ろしは大抵予定より押すんだけど、今回は珍しく早くあがりそう。

 昨日は雨のなか、りゅうの散歩をして、りゅうがずぶ濡れになったので、ついでにシャンプーしてやった。一応バスルームで洗うんだけど、何しろシャンプーは半年ぶりだから。濡れた犬はどうして、あんな饐えたような独特の臭気を放つのでしょうか。
 必死に洗って、「ぶるぶるしろ」と言ったら、りゅうもわかったらしくて、ぶるぶるしましたよ。もう大丈夫と、洗面所に出したら、そこでまたひときわ大きな胴震いを。おかげで、洗面所はビショビショ。
 どことなく、濡れた犬臭い水滴ですから、拭き取っても微妙に残る。
 いつになったら、匂いが取れるのだろう。

 それから、日刊ゲンダイの連載、何を勘違いしたか、もう終わりみたいなこと書きましたが、勘違いで、8月一杯続きます。

2013年08月28日(水)

『ふしだら蝶の谷』発売と「サンデー毎日」

 今日『ふしだら蝶の谷』(竹書房)が発売されます。
 竹書房での前作『天狗のいけにえ』に継ぐ秘境官能ロマン。幻の蝶を追ってある村を訪れた主人公。妖しき蝶が舞うその村の女たちも妖しい目を向けてくる。村に隠された幻の蝶をめぐる秘密とは……。
 最後には、霧原には珍しく主人公が大立ち回りをやらかします。
 じつは、霧原はかつて蝶のコレクターだった時期があって、そのへんも生かして書いています。
 タイトルや表紙のイラストなど、装丁も素晴らしいです。一気に読めると思います。ぜひぜひ、手に取っていただきたいです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%A0%E3%82%89%E8%9D%B6%E3%81%AE%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4812496152/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1377630883&sr=1-1
 

 週刊誌の「サンデー毎日」今週号、「人生は65歳から面白い 官能小説ベスト」で、霧原の『艶福プロジェクト』(双葉文庫)が取り上げられています。永田先生が「近ごろ、最も人気のある『回春もの』」と解説してくれています。「特選小説」のH編集長も取材を受けて、的を射た話をされています。
 霧原の作品を「回春エロス」と名付けたK女史の先見の明には脱帽です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575516007/nejireweb-22/ref=nosim/

 週刊誌も現在、回春ブームですから、回春記事に積極的な「週刊G」や「週刊P」が「回春官能小説」を取り上げてくれればいいな、と密かに思ってたんだけど、「サンデー毎日」でしたね。今からでも遅くはない――。


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