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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2008年09月03日(水)

ご無沙汰してました

 申し訳ない、10日も日記書かなくて。
 双葉の書き下ろしの詰めで、テンパッてた状態だったんで。
 それも昨日、ようやく脱稿しました。
 ふーっ、なんか疲れた。
 なんて、言ってられないんだけどね。今月中に二見文庫の書き下ろしを書かなくちゃいけないし・・・。
 10月の頭は余裕あるから、それまでの辛抱だ。
 なんか最近、休みのために書いてる気分。マラソンランナーが途中の給水所を楽しみにして走ってる感じ。
「仕事」だからね、素人が好きなように自分のために書いてるのとは違うから、みなさんに楽しんでもらうために書いてるんだから、そのへんの苦労は喜んで引き受けなくちゃね。プロなんだから。
 今、本出したくても出せない官能作家、いっぱいいるんだから。
 一作、一作に全力傾けないと。

『媚薬X−とろける美肌』(竹書房 ラブロマン文庫)のセールスが好調らしい。
 これに関しては、盟友の草凪優がブログで触れてくれている。

『作者の新境地。人間いくつになっても新境地が開けるものなんだとちょっと元気になる。傑作』

 うれしいです。と同時に、「そうか、新境地に映るのか」とびっくり。
 すごく素直に書いてるんだけどね、むしろこれが霧原の本来の姿じゃないかっていうくらいに。
 ということは、今まで猫かぶってたのか?
『息子の嫁』(二見文庫)だいぶ前に出したんだけど(いまだにじりじりと売れてて驚いてる)、あれを好きな人が『媚薬X』読んだら、たしかに驚くかもしれない。
 しかし、どっちも霧原の世界だから。どっちも楽しんでいただきたい。

 ただ草凪くんも「人間いくつになっても」というのはなあ。
 霧原が年寄りみたいじゃないか(笑い)。たしかに草凪くんよりひとまわり以上年上ではあるけど。
 55歳ってのは、男盛りだよ。あそこもビンビンだよ(ウソ)。作家としても脂がのってる時期だよ(?)。
 いずれにしろ、草凪くんが霧原の歳になったとき、作風がどう変わってるか楽しみだ。

 というわけで、今週中に短編2本書いて、来週からは書き下ろしだ。
 霧原はまだ若い。あそこはビンビンだし、テツマンやってもへこたれないし、野球でもまだサード守れるし、一日30枚は書けるし、ええと、ええと・・・。
 
 
 

 

2008年09月14日(日)

やばいPV

 この10日、取り上げるようなことは起こらず、籠もってひたすら仕事。
 短編書いて、双葉のゲラチェックをして、二見の新しい書き下ろし。
 そうそう、情報によると、廣済堂出版が官能から手を引くらしい。これから出るのは前に依頼しておいたものだけだという。
 株主、ファンドの意向やらが入っているようだが、残念だ。
 霧原でも、別ペンネームでも(島村馨でおもに野球官能)出させてもらっていたので、がっくり。
 こうやって、官能小説はどんどん肩身が狭くなっていく。
 時代小説は猛威をふるっているというのに。

 執筆しながら、GyaoでPV流しているのだが、やばいPVを発見した。
 YOSHIKAの『Touch』。
 情感あふれるバラードで曲もお勧めだが、映像がすごい。
 白の襟の真ん中があいてるコスチュームなので、真ん中で横乳が・・・
 やっぱり、横乳だな。
 しかも、白い衣装が徐々にさまざまな色の絵の具で汚されていく。いやあ、まさにウェット&メッシーのフェチなエロス。ペンキが水鉄砲でかけられていくんだけど、あれは射精だから。
 見なければわからない。だまされたと思って、Gyao 見てください。
 エロイです。


2008年09月22日(月)

必要なこと

 週末にスプレンディドなことがあった。
 作家が作家であるために、または官能作家が官能作家であるために必要であるものを、いただいたということかな。
 これで、霧原の作品がパワーアップすることは間違いない。

 何のことかわからんって・・それでいいのです。

 官能小説読んでて、「あ、この人、今、頭で書いてるな」と思うことがある。頭を働かせるのは悪いことじゃない。ただ、頭を使いすぎると、何かに欠けてしまう。
 心、肉体?・・
 霧原の作品も今後、いかに肉体を獲得するかだと思う。
 一番、難しいことだけどね。
 あと、今、大切にしてるのは、読後感。
 もちろん、まず最後まで読んでいただくのが先決だけど、その後はやはり読後感だな。
 また読みたいと思ってもらえないと。つまり、なんらかの形でポテトチップスみたいに「あとをひく」ものでないと、次回作を読んでもらえない。
 必要なのは、肉体を伴った濡れ場と読後感。
 
 仕事は依然として二見文庫の書き下ろし。あと10日で100ページくらい。
 ちょうどいいか。

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