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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2008年05月01日(木)

本格的に仕事

 いつものように正午に起きて、「笑っていいとも」を見ながら、トマトをふんだんに使ったパスタを作る。
 郵便受けを見たら、シナリオを書き撮影にも参加したAV『もしも息子の嫁が大沢祐香だったら』のあら編集したものが着ていた。早速見る。
いい出来です。祐香ちゃんかわいいし、喪服姿には女の色気もあるし。潮吹きしてるし。男優の日比野さんがんばってるし。
 ただ、これにボカシが入るとどうなるのだろう。それだけが心配。

 その後「相棒」をテレビで見る。映画の封切にそなえて連続してやってるから、ついつい見てしまう。今、刑事ものでは最高でしょう。

 リュウの散歩をして、ようやく仕事。
 双葉文庫の第1章を書き終えて、第2章に入る。
 パソコン変えて縦書きが容易になったので、誰かさんに倣って縦書きで書いてる。本は縦書きなので、やはり縦書きでしょう。
 完成形を見られるのはいい。

 切りがいいところで、午前3時に書くのをやめる。
 すっかり元の執筆生活に戻ってしまった。
 4月は遊んだので、真面目にやらないといけない。なかばに短編2本抱えてるし気を引き締めてかからないと大変なことになる。

 
 
 

2008年05月07日(水)

絶対の愛

 夜中にBSでキム・ギドク監督の『絶対の愛』を見る。
 整形による自己同一性の破綻を描いたものだが、後半の展開がまさかだった。前半の形而上的テーマが一挙に社会的なものへと。韓国の整形文化への批判がたっぷり込められていて、ギドクが韓国とオサラバする決意が感じられた。
 彼の作品としては、好きなものではないが、ここまで見せるかというほどの手術シーンが披露されたり、後半の狂気化していく女といい、強い何かを感じた。
 違うところへ行こうとしているのかも。
 オダギリジョーで新作撮ってるとは知らなかった。好きな役者だから楽しみ。

 しかし、整形して顔の変わった女とセックスしたとき、前の女かどうかわからないものか? 豊胸されたら、オテアゲか。どうなんだろう。声とか反応は変わらないわけだし・・ううむ、やってみないとわからんか。

 連休は、友人がコーチしてる少年野球チームの試合を観戦にいったくらいで、あとはひたすら書いてた。
 双葉の書き下ろしも今、第4章に入ったところ。
 新しい試みをしてるから、早めに書いて推敲しないと。

 午前5時に『となりのクレーマー』を読みながら就寝。この本、読んでるだけでドキドキしちゃう。


 

 

2008年05月10日(土)

久しぶりの東京ドーム

 昨夜、東京ドームに巨人ー中日戦を観に行ってきた。
 友人に招待券があるからと誘われたのだ。
 最近は西武球場に行くことが多くて、東京ドームは昨年、社会人野球の決勝戦を観て以来。
 おれは隠れドラファンだから、行かざるを得ないでしょう。
 竜が7−4で勝ったのだが、「あたり」の試合だった。ハズレの試合観ると、お金返してくれと言いたくなる。
 竜の打線はしぶとい。タイムリーとかみんな2ストライクとられてからだもの。
 それに比べて巨人打線は淡白だね。攻撃時間があれだけ違ってはね。
 竜のサウスポーの充実度にも驚いた。いい右打者がいないと攻略は難しいね。
 巨人は亀井と坂本はいい。使いつづけて欲しいね。もっとも坂本は2番打者ではないな。あれだけ振るんだから。将来は3番がいいかも。

 試合後、近くの居酒屋で巨人ファンの友人と酒を飲む。
 店長がドラファンで意気投合。木更津中央から川崎製鉄行って、投手やってたらしい。たいしたものだ。体でかいもの。

 午前1時過ぎに帰宅して、申し訳程度に仕事。
 東京で購入した『新左翼とは何だったのか』を読みながら就寝。核マルと中核の内ゲバの分析を読んで、当時を思い出しひとりコーフン。
 今の若者、新左翼と聞いてピンとくるもの少ないだろうな。
 あれは何だったのか・・書かないで死ねないな。

 

2008年05月14日(水)

雨が・・・

 雨が多い。まるで梅雨のようだ。
 こうなると、持病の腰痛が疼きだす。
 腰痛とは、長いつきあい。中学からだから。いろいろ行ったが、いっこうに良くならない。「腰が詰まっている」そうだ。
 なんらかの原因で圧迫されているのだろう。唯一すっきりするのが、女性に腰を踏まれているとき。マゾか?
 疼痛がひどくなったときは、カイロを腰に貼り付ける。暖めると血行が良くなって、すっきりする。
 今もカイロを下着のうえから貼っている。
 あれの勃ちが悪いのも、腰のせいかも。
 だけど、バイ×グラ飲むと、いきりたつんだけどね。

 長編を中断して、昨日から「特選小説」の短編にかかり、今日の朝までかかって脱腸。じゃなかった、脱稿。
 二日で40枚。まあまあだな。
 明日はぶんか社の短編15枚をあげないと。枚数少なくて、かえって難しい。
 
 雨降りは嫌いじゃない。家にこもってても後ろ指さされないし。気持ちが落ち着く。
 しかし、腰が・・・お願いだからやんでくれ。ホッカイロがなくなる。

 全然関係ないけど、女優の田中麗奈、いい女になった。いつから?
 彼女なら、女バンパイアになって、血液吸われても許せる。
 いや、吸ってほしい。

2008年05月18日(日)

競馬はゲームかギャンブルか

 短編を二編書き終えて、また双葉の書き下ろしを再開。
 第6章を書いて、あとは7章だけ。しかし、迷って飛ばしたシーンもあるし、いろいろと微妙で難しいところのある作品なので、実際にはまだ半分というところか。まだ時間はある。じっくり書こう。

 最近書くときは左側にもノートパソコンを開いておく。ネットで資料調べることができるし、Gyaoで音楽のクリップ流しておくとけっこう気がまぎれる。
 グラビア嬢の南の島で撮影されたエッチな映像流しておくと、たまに好みの女の子がいて、ついつい仕事そっちのけになるけど。
 松島初音ちゃん、かわいくてエロイす。

 最近、競馬のサイトにはまってる。架空のお金を使い、1レース10万の軍資金で一日2レースかけて、競い合う。
 週で一番儲けると、20万円もらえたりする。
 実際に馬券買うわけではないので、懐は痛まない。でも、ゴール前のドキドキ感を味わえる。
 この2週間参加したものの、1レースもあたらず。もちろん順位もつかない。
 穴ばっかり狙ってるからだ。
 だって、賞金圏に入るには穴狙いしかないもの。
 今月の月間優勝者の馬券での獲得金いくらかわかります。
 一億超えてるんだよ。500万馬券を的中させたらしい。
 神様、仏様、稲尾様です。ありえない。
 実際に彼がどのくらい儲けたかはわからない。普通、穴馬券は1万単位では買わないからだ。もしかして勝ってないかもしれない。

 どんな気持ちだろう。
 馬券で実際に1億獲得したら、確実に労働意欲がうせるね。人生破綻するかも。
 
 そうそう、Ryuはあいかわらず元気だ。最近は小生の言葉がある程度わかってきたみたい。庭で「ボールどこいったかな」というと、彼もきょろきょろして捜してるから。
 

 午前4時に『温泉文学論』を読みながら、就寝。
  

2008年05月22日(木)

『息子の嫁』

 昨日、新刊の見本が届いた。
『息子の嫁』(二見文庫 25日発売 630円)
「特選小説」に書かせてもらっている短編の評判ががいいので、その路線を踏襲した長編書き下ろし。
 お義父さまと息子の嫁のあぶない関係を描いたもの。
 話は簡単で、静かな場面が多いですが、エロいですよ・

 先月双葉で出した『投稿写真』とは正反対にあるもので、あれを読んでこれを読んだらびっくりしちゃうかも。文体変えてるし。
 文体というのは、テーマや主人公の年齢・性格によって、自然に変わる。
 それでも、霧原は霧原であるべきで、そのへんが微妙だ。

 霧原としては、今年5本目。月間霧原だ。
 これだけ出してもらえるのだから、感謝しなくちゃいけない。まだまだ至らないところが多い霧原を応援してくれる編集者のみなさん、愛読してくださる読者のかたには、いくら感謝してもしきれない。

 話はまったく変わるが、Ryuの散歩をしていて面白い場面に出くわした。
 男の子と女の子が別れ際に、男の子が「バイバイ」と手を振った。それが「パイパイ」に聞こえたらしく、「パイパイだって」と女の子が笑った。
 それを受けて男の子が居直った。
「オッパイ、バイバイ」と高らかに声をあげた。そうしたらなぜか女の子が「オチンチン、バイバイ」と返してきた。
 小生は笑いをこらえていた。
 そうしたら男の子が「ウンチ、バイバイ」と応酬した。
 まさかあの言葉を女の子が言うのではと、緊張とスリルが。
 そこで、男の子のお母さんがさすがにまずいと感じたのか、「やめなさい」と中止させた。小生は代わりに「オマ×コ、バイバイ」と言ってやろうと考えたが、さすがに言えなかった。

 教訓はない。だけど、これは「作った」ものではありません。

 午前6時に勝目梓先生の著作を読んでから、就寝。

 
 

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