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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2018年06月14日(木)

ぼくたちの失敗

 森田童子が亡くなっていたと知って、この三日間ずっと森田童子を聴いている。
 YouTubeのmixだと長時間流れているから、書いているときも寝る前もずっと聴いている。
 昨夜は、書き下ろしを一本書き終えた昂奮さめやらず、ほとんど眠れなかったので、ずっと聴いていた。うとうとしながら、彼女のあの優しい声を聴いてると、とても心地よい。内容は超暗いんだけどね。
 まあ、亡くなった友への鎮魂歌だからね。
 しかし、彼女の歌詞の一人称は「ぼく」なんだけど、それって女か男か、どっちなんだろう?
「ぼくたちの失敗」に「ストーブ替わりの電熱器 赤く燃えてた」って歌詞があって、昔、ああ、俺と同じだなって共感してたら、やはり同世代(彼女が1歳お姉さん)だった。
 で、社民党の福島瑞穂が彼女のファンだったと知って、ますます、福島瑞穂が好きになった。声が好き。容姿が小学生の時に俺をかわいがってくれた女教師に似ている。

 童子つながりで、『高校教師』のラストシーン見たら、あっという間に涙腺がゆるんだ。しかし。なんてドラマだ。
 同性愛、ストーカー的レイプ、父と娘、教師と女生徒――禁断の愛のオンパレードじゃないか。当時はそうは思わなったけど、今ではこのドラマはテレビでは放映できないだろうな。連ドラも牙を抜かれてしまったな。
 官能小説もだけどね。誰が悪いんだ?
 俺か? 

 今日から、50枚の短編にかかる。

2018年06月03日(日)

日刊スポーツ『突然のモテ期』連載開始

 気温の乱高下にも負けず、ひたすら書いております。

 4日より、日刊スポーツ紙上で連載が開始されます。
 8月末まで、土日を除く平日に載ります。まあ、3か月ですね。
 タイトルは『突然のモテ期』――。
 タイトルに関しては、担当さんに絶賛されました(笑)。
 38歳のこれまでてんでモテなかった男が、会社を変わったら、突然、モテはじめて、という話です。
 なぜかというと、会長がからんでくるのですが、それは実際にお読みください。
 駅売り、コンビニでどうぞ。

 梅雨前だというのに、この暑さは何だ?
 だいたい、最近の梅雨なんて、実際にあるのか? 意識しなきゃ、ほとんど感じないだろう。「梅雨」も死語になりつつあるのかも。

 睡眠促進剤を医者からもらい、嘘のように眠れる。
 昨日は、落ちたと思ったら、もう翌朝だった。

2018年05月29日(火)

眠れない

 今日のノルマを終えたので、床屋に行こうと予約を取ろうとしたら、新店舗に移るとかで、一週間休みらしい。クソ、一週間、この頭を我慢しなくちゃいけないのか。暑いよお。
 まだ、エネルギーは残っているから、今日届いた長編のゲラチェックをしようと思う。
 
 しかし、最近体調が悪い。しばらく風邪気味だったし、夜、なかなか眠れない。
 そのために、入眠剤を医者からもらっているのだが、一月に処方される分量が決まっているのだ。
 こう見えても私はひどい不眠症で、マイスリーを2錠飲まないと眠れないのだ。
 ただ今、その睡眠促進剤が切れていて、来月にならないともらえない。
 したがって、安眠できない。眠っていても、いつもこ難しい夢を見ているから、朝、起きたときから、頭が疲れている。
 最近は、安眠できるように、ジブリのBGMをタイマーで流しながら、ベッドインしている。
 
 で、友人の作家に眠れるかと訊いたら、ベッドに横になった途端に眠れるという。
 ううむ、ありえない。
 すぐに眠れる作家なんて、いるの? 心から、羨ましいです。

 ちなみに、りゅうの目薬さしはつづけていて、最近はりゅうもあまりいやがらない。だいぶ、りゅうの目から濁りが消えたような気がする。
 

2018年05月21日(月)

点眼再開

 りゅうの点眼を再開した。
 狂犬病、5種ワクチンの注射と、フィラリア、皮膚病予防の薬をもらうために、毎年一度の動物病院にりゅうを連れて行った。
 診察台に載せられて、最初は我慢しているようだったが、「白内障が進んでいますね」と医師が目のチェックをしているうちに、唸りだし、吼えて、ヨダレがだらだらと……。
「はい、はい、ごめんね。もう少しだから、我慢してね」
 と、医者が素早く二本の注射を打ち、「はい、もういいよ」とりゅうを床に降ろしたら、やつは自分の垂らしたヨダレで、つるつるすべって。
 これには、みんな失笑を禁じえず。
 さらに、医者が「頑張ったね」とくれたドッグ・ビスケットをりゅうは、「違う」って感じで、噛みもしないでぺっと吐き出しやがった。
 プライド高すぎ!

 で、白内障が進んでいるということで、目薬さしが始まったのだが、りゅうが我慢して点眼させてくれるのには、びっくり。ちょっと、見直した。
 二種類だから、合計4回ささなくてはいけない。二回目まではこらえているが、だいたい三回目でビクンとして、唸る。それを我慢させて最後の一滴を落とす。
 しかし、白内障にかかった犬の目って、青白く光っていて、妖魔みたい。白いカラーコンタクトをつけてるようなものだから。
 これじゃ、はっきり見えないだろうな。

2018年05月14日(月)

瀬戸内海は凪いでいた

 先日、瀬戸内海に行ってきました。
 飛行機で高松空港、フェリーで小豆島に渡り、一泊。翌日は、新岡山港から倉敷、しまなみ海道を南下し、最後は松山から羽田というコース。
 瀬戸内海、やたら島が多いと聞いていましたが、ほんとうに島ばっかり。
 好きでしたね。
 村上海賊の展示城は、わくわくした。
 ついでに、あの向島も通り、彼が脱獄した造船所も見て、さらにあの加計学園も通った。実際に見ると、リアル感が増しましたね。
 
 尾崎放哉の最後の棲み家が小豆島にあり、早朝散歩で見てきました。ううむ、お墓に囲まれているじゃないか。
 「咳をしても一人」
 は、あまりにも有名な句ですが、個人的には、
 「柘榴が口あけたたはけた恋だ」
 が、好きかな。たぶん、いとことの叶わなかった恋を歌ったものだと思うけど。
 柘榴だよね、うん、やっぱりあの生々しい柘榴の割れた断面。なかなかふさがらないよね。今も口を開けたまま。けっこうきつい。
 
 帝大を卒業して、生保会社の重役にまでなった男が酒で身をもち崩して、ドロップアウト、すなわち、俗世から逃れ、最後は小豆島で墓守になる。
 「入れるものがない両手で受ける」
 「障子あけて置く海も暮れ切る」

 帰宅して、6月からの新聞連載の一週目を書き、今日はこれから、旅の前に書きあげた書き下ろしの見直し。
 

2018年05月09日(水)

『人妻添乗員 お乗りあそばせ』発売

 10日に『人妻添乗員 お乗りあそばせ』(悦文庫)が発売されます。
 悦文庫では、この2作、クリーニング屋、宅配ガールと仕事で頑張る女性たちをテーマにしていますが、その3作目です。
 
 人妻添乗員 お乗りあそばせ (悦文庫)
 霧原 一輝
 http://amzn.asia/1ZjDnXF
  
 えっ……? まぁ、吸うだけなら――
 新妻、熟妻をはじめとする人妻が案内する
「おもてなしツアー」はハプニングの連続で……。

 よろしくお願いいたします。
 
 ちなみに、5月4日放送の『家政婦のミタゾノ』に悦文庫が一瞬、映ったらしいです。背表紙だから、よく見ないとわかりませんが。
  しかし、劇中に出てくる官能作家が、自分が官能を書いていると言い出せなくて嫌疑をかけられるのだが、この作家が書いた本のタイトルが最高だった。
『熟れすぎたライチ妻』――笑った。松岡昌宏が朗読する文章も愉快で、爆笑した。
 今、出したら、売れるんじゃないか?
 Tverで11日まで見られます。出てくるのは、43分ごろ。

2018年05月05日(土)

ウルトラQ

  最近、早寝早起きの習慣がつき、昨日は朝の7時から書きはじめて、午前中に仕事を終えてしまい、午後はのんびりと過ごした。
 ひさしぶりに、横溝の『本陣殺人事件』を読みなおし、そして、Amazon prime videoで、『ウルトラQ』を見て、シリーズ1の28本を見終えた。
 じつは、この数日『ウルトラQ』にハマっていた。
 66年に放映されているから、中学生の頃かな。いつも、わくわくして、テレビの前に座り、あの奇妙な音とともに画像がねじれ、ウルトラQのタイトルが現れ、石坂浩二のナレーションが流れるのを、ドキドキワクワクして見ていた。
 何度、見直しても、古くなっていない。良質なSF、怪獣ドラマの傑作ですね。
「カネゴンの繭」なんて、あれはすでに古典というか伝説といっていい。

 カメラマン役の桜井浩子(「ウルトラマン」のフジ・アキコ隊員)がチャーミングで、殺伐さを救っている。脚本家が違うせいで、微妙にキャラがブレてるけど、まあ、それは目をつぶりましょう。
 
 彼女が体当たり演技をしたという実相寺監督の『曼荼羅』、ネットで注文した。昔、ATG系が大好きで観ているはずだけど、モノクロが印象的で、岸田森が観念的な台詞をしゃべっていた、くらいしか覚えていないので……。
 何だか、ドキドキする。自分が睦月影郎氏になったようだ。

2018年04月25日(水)

『義母にはまって…』発売

 26日に『義母にはまって…』(二見文庫)が発売されます。
 18歳の予備校生の目で書いています。
 父の再婚した女性が、テレビにも出ている美人弁護士だったら……。
 こんな女が義母だったら、とち狂ってしまうわな、という女性を描いたつもりです。
 編集さんの熱い要望に応えて書いたものですが、「お見事。お手本になる作品です」と、褒められました。
 よろしくお願いいたします。

 義母にはまって… (二見文庫)
 霧原 一輝
http://amzn.asia/3W1WC6E

 昨夜もまた違う編集氏が来てくれて、おでんやで呑んだのだが、西表島のホタルの乱舞の話を聞いて、猛烈に行きたくなった。

2018年04月22日(日)

睦月影郎杯麻雀大会

 昨日は、第4回睦月杯麻雀大会に参加してきました。
 結果は――。

 優勝でした。
 
 二度めの優勝ですが、本業ではなかなか優勝は難しいので、せめて麻雀くらいは、という感じです。どんなことでも「優勝」はうれしいものです。
 半チャン4回やって、+126なので、快勝と言えば快勝なのですが。
 トップ3回がいずれも僅差で、会心の手はほとんどなく、展開に恵まれましたね。
 つわものも多く、3連続リーチ一発でつもっちゃう爆運の持ち主であるK女史とか、つもってきたハイを気功で変えようとしてる気功師作家とかの妖怪たちをいなして勝つのは容易ではありません。
 麻雀の女神が、微笑んでくれたということでしょう。ラッキーでした。

 で、今日は朝から書いています。
 しばらくは平常運転です。

2018年04月17日(火)

そろそろ書こう

 先週は、旅三昧でした。
 京都、奈良のお花見ツアーはほとんど葉桜で、見事に空ぶったけど(満開だったのは、上賀茂神社の斎王桜だけ)、仁和寺や天竜寺、嵐山に行けたから、まあいいかな。
 吉野の千本桜も葉桜で、新緑が見事。想像力で補って、観ていました。吉水寺で、義経と静御前の腹帯が見られて、ちょっと感動した。あそこはもう一度、満開時に行ってみたい。
 そうそう、大阪の吹田で入った、居酒屋『やきとり 今日しかない』、ネーミングもユニークだけど、めちゃヤキトリも天ぷらも美味い。おまけに、「これでいいの?」って恐縮するほど安い。また、行こうと思う。

 
 で、帰宅してすぐに今度は九州に。太宰府天満宮、由布院とまわり、別府に泊まり。高千穂峡、熊本城と巡ってきました。高千穂峡は、ほんとすごいです。まさに、神が舞い降りた地。
 熊本城は想像以上に壊れてましたね。観てて、悲しくなった。

 で、何がすごいって、このバスのガイドさんが71歳だったこと。71なのに、ずっと流ちょうに喋りつづけてるし、高千穂峡の急階段もさっさか歩く。
「仕事の依頼があるうちはつづけます」って胸張ってたけど、いい意味で、化け物だと思いましたね。
 長くバスガイドつづけてる人って、心からリスペクトしちゃうな。博識で喋りも上手くないといけないし、乗客の心はつかまないといけないし、方言も駆使しないといけないし、歌も歌えなくちゃいけないし、上級の頭脳労働者であり、エンターテイナーですよ。

 で、充分にリフレッシュされたので、明日から、そろそろ書きはじめます。今年はあと長編7本書かなきゃいけないので、しばらく旅は無理かな。
 と言いつつも、来月は瀬戸内海の小豆島に行ってきます。
 動けるうちに、見たいものは全部、見ておきたい。
 そう身体が要求するのです。