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霧原一輝 / 著者紹介

日記

2016年01月01日(金)

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。
 旧年中は編集者の方、読者様、そして、数少ない友人に大変お世話になりました。
 本年も体が壊れてもいいという気持ちで書きます。
 お付き合いください。

 大晦日はボクシングの内山のボディでのKOシーンを何度も再生して見ているうちに、年が明けた。
 ベランダに出て、除夜の鐘を聞き、双眼鏡で冬の星座を眺めているうちに、ふいに初詣に行きたくなり、家を出て、近くの伏見稲荷に。
 下弦の月が東の空に寝そべっていて、すぐ近くに明るい星がひとつ、添い寝するみたいに付き添っていた。
 初詣では、招福熊手を買い、自分だけではと思い、最近どことなく弱ってきたりゅうのためにペット愛護守りも購入。
 
 その後、早めに横になり、朝、6時50分の初日の出を辻堂の海岸で見てきた。
 昨年は分厚い雲に遮られてダメだったが、今年は初日の出がのぼるところが逐一拝めた。オレンジ色のでっかい火の玉って感じで、眩しかった。すごく。
 反対方向には、ちょっと薄い雪帽子の富士山が端麗な姿をくっきり見せており、一枚の絵のようだった。
 湘南に来てよかった、とつくづく思った。

 

2015年12月28日(月)

高い志

28日で日刊ゲンダイ連載の『トラッカー恋唄』が終わりました。ご愛読された方、ありがとうございました。
 方言でエッチなことを言わせることに燃えました。
 来年の秋ごろに発売予定です。

 日曜日は有馬記念を見ながら、年賀状を書いていた。
 いよいよ、今年も終わりだな。
 今年、俺は何をしたのだろう? と、総括をしつつ、来年に向けてモチベーションを高めている。
 長年書いてくると、モチベーションの維持が難しくなる。先日は宴会で、
「書くことによってしか、我々は存在証明できない」
 などと言ってしまったが、これは当たり前のことで。
 それ以上に、自分を奮い立たせる何かが必要になってくる。

 新人の頃は「認められたい」って強い気持ちがある。じゃあ、認められてしまった後は、どうなの?

「高い志」が必要なんだと思う。霧原個人ではなく、業界全体を考えるような。
 来年はもっと暴れますよ!!!

 などといっても、まずは今書いてる、3月刊の書き下ろしだな。難しずぎる。遅々として、筆が進まない。

 年越しまで数日という段階で、真っ赤な大輪を咲かせている、季節外れのハイビスカスをありがたく鑑賞しつつ、じりじりと書いていこう。
 

2015年12月19日(土)

『黒髪のしずく』発売

 今日、『黒髪のしずく』(コスミック文庫』が発売されました。霧原個人の短編集ですが、様々な欲望が描かれていて、面白いと思います。
 興味のある方は、ぜひ手に取ってくださいませ。
http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%92%E9%AB%AA%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%9A%E3%81%8F-%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/477472887X/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1450509142&sr=1-2

 しかし、うちの二階の日向においてあるハイビスカス、蕾が赤くなっているので、そろそろ開花する。
 クリスマス前に、夏の花ですよ。
 おそらくこれが最後の一輪になるだろう。
 この寒いのに懸命に咲くのだから、「花とおじさん」のごとく、いっぱい見てあげようと思う。

 ちなみに、ラジオ体操、まだつづけている。

2015年12月17日(木)

向かいの豪邸が

19日に『黒髪のしずく』(コスミック出版)が出ます。
 コスミックのアンソロに書いた6本をまとめた霧原個人の短編集です。これで、霧原の今年の文庫の刊行は終わりです。
 短編のお好きな方は、手に取ってくださいませ。
http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%92%E9%AB%AA%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%9A%E3%81%8F-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/477472887X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450328937&sr=1-1

 しかし、まいった。もう少ししたら、向かいの豪邸の解体作業がはじまる。先日、業者がタオル持参で挨拶にきた。
 で、わかったのだが、向かいの豪邸の持ち主は映画『黒部の太陽』のモデルになった建築家らしい。以前から、タクシーの運ちゃんに「あそこのご主人は世界中を飛び回ってダムを作ってる方ですよ」とは、聞いていたのだが、まさか、それほどの方だとは。
 何度か、愛犬のシェパードを散歩させているのを見たことがあるが、普通のおっちゃんだった。
 ううむ、あの人が、石原裕次郎の演じた……と思うと、感慨深いものがある。
 しかし、解体となると、騒音がでかいはずだ。朝の8時からなんて、霧原は熟睡中である。しかも、何しろ豪邸なので、2か月近くかかるとのこと。
 ううむ、生活のリズムを変える必要があるだろうな。
 朝型にするしかない。
 

2015年12月11日(金)

恒例の特選祭り

 年末の恒例行事でもある特選小説の増刊「こんな官能小説が読みたかった!2015年度版」が発売されました。
 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E5%AE%98%E8%83%BD%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%8C%E8%AA%AD%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F-2016%E5%B9%B4%E7%89%88-2016%E5%B9%B4-01-%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B018R5O50K/ref=zg_bs_46436011_1

 霧原は「モンペの女」が選ばれて、掲載されています。
 今年は「炬燵男」「紫陽花とかたつむり」「城ヶ島の恋」とタイトルをそらでおぼえているくらいの自信作を揃えたので、どれが選ばれるだろうと楽しみにしていたが、炬燵でもなく、かたつむりでもなく、モンペかよ(笑)。
 正直、ちょっと驚いた。何しろ、昭和エロス特集の終戦前の物語ですから。ほんと、特選の読者はお目が高い。読み返してみると、ヒロインが魅力的だな。
 ちなみにイメージはもろに石田えりでございます。
『古民家で戯れて』(竹書房)でも、表紙にモンペ姿の女をリクエストしたのだが、けっこう売れたので、熟年世代には「モンペ」はひとつのアイテムなのだろうな。ブルマかモンペか、どっちなんだろう?

 また、特集では多くの方に、霧原の作品を取り上げていただいた。
 猿楽一氏には『逃亡者は蜜濡れて』を。
 DSK氏には『古民家で戯れて』と『隣りの人妻ー蜜戯のその』を。
 作家のおすすめの一冊では、新藤朝陽氏に『オフィスの女神たち』を。

 取り上げていただき、うれしいです。ありがとう。
 昨年は2冊に偏ってしまったけど、今年は分散している。じつは、昨年の反省もあって、凡作は絶対に書かない、粒を揃える、を目標のひとつにしていたので、この現象はうれしい。
 ちなみに他にもDSK氏激賞の『人妻・奈津子』や、来年続編を刊行予定の『便利屋ももいろ事件簿』など、自信作ですので、まだの方はぜひぜひ手に取ってくださいませ。

 今年は13本だけど、一年中連載があって(時には週刊で3本連載小説があった)、片時も気が休まるときがなく、今度の日曜日でようやく連載が切れる。
 62歳にして、仕事がもっとも忙しいというこの事態を、どうとらえていいのだろうか?
 

2015年12月06日(日)

レビューに感謝

 新作『人妻・奈津子 他人の指で…』(二見文庫)のAmazonのレビューで、あのDSKさんがレビューを寄せてくださっています。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576151843/nejireweb-22/ref=nosim/

「凌辱でも誘惑でもなく心と体が触れ合う魅惑の情交がこってり描かれる。その興奮度の高さも含めて2015年のベストに数えたい大人の官能ドラマを堪能した気分である。」以上抜粋

 などと書いてくださって、ほんと嬉しかった。苦労が報われた感じです。
 このところ疲れが出て、欝々として、仕事がはかどらない状態がつづいていたので、これで、立ち直れそうです。
 ほんと、読者の声って励まされる。頑張らなきゃって気になる。

 DSKさん(もしかして、DaiSukiKannou)、ありがとう!!!

 そして、まだ書店に出ていると思うので、まだの方は手に取っていただけると嬉しいです。

 で、話はまったく違うのですが、先日、睦月影郎氏と編集さんで、今年最後の麻雀をしました。二卓、囲んだ。
 そこで、霧原はなんと役満の「小四喜」をあがりました。
 四喜和は、東西南北の風牌を三枚ずつ集めなくてはいけないので(頭だけは2枚でいい)、なかなかできる役ではありません。
 私もやったのは、大学生のとき以来なので、もう40年ぶりになるのかな。
 なんにしても、40年ぶりというのは、かなりすごいことだ。
 たぶん、今年の運をすべて使ってしまったと思うので、年明けまでは慎重に行動しようと思う。
 

 

 

2015年12月03日(木)

ラジオ体操

 最近は、NHKで朝やる「テレビ体操」を毎日録画して、それを時間の空いたときに再生しながら、自分でもやっている。
 ちょっとした体操と、ラジオ体操の第一か第二。両方やるときもある。
 これが、なかなかいい。もう、2週間くらいはつづけている。
 きれいなお姉さんは出てるし、お兄さんの指摘も的を射ているし、毎日、微妙にやることが違うので、飽きない。
 はじめてから、姿勢が良くなった気がする。腰痛も緩和した。
 物書きのように座る姿勢が多く、あまり運動しない人には、おすすめです。だまされたと思って、「テレビ体操」やってみてください。

 ちなみに、最近は噂の「チアシード」も摂っている。細かい種が水分を吸収してふくらみ、ゼラチン質がカエルの卵みたい。
 それを毎日、ヨーグルトに入れて、食べる。
 小さいとき、カエルの卵を大量にとってきて、水槽に入れておいたら、一気に孵化して、黒いオタマジャクシが積み重なって、過密状態に。黒いぬるぬるが蠢いていた光景は今も忘れない。

 毎日、決めたことをつづけることが大切。
 今年もあと一か月、やるべきことをきちんきちんとやろうと思う。
 

2015年11月26日(木)

『人妻・奈津子 他人の指で』発売

『人妻・奈津子 他人の指で』(二見文庫)が今日発売されました。
 
 amazonの内容紹介です。

「ふふっ、感じやすいんだな……」
冷えた肉体に、見知らぬ男が火をつける──

奈津子は、IT会社の社長の夫と一人息子との三人家族の主婦として暮らしていた。夫は、一年前から帰宅も減り、奈津子には冷たい態度だ。
そんな中、警察に追われている男が侵入。無実を訴える男の姿とその野性味あふれるたたずまいに、日頃満たされていないこともあり、
奈津子の心と体は揺らぐが──。書下し官能エンターテインメント!

 http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E5%A6%BB%E3%83%BB%E5%A5%88%E6%B4%A5%E5%AD%90-%E4%BB%96%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%8C%87%E3%81%A7%E2%80%A6-%E4%BA%8C%E8%A6%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4576151843/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1447864662&sr=1-1

 渾身の力を振り絞って、書かせていただきました。
 二見では『人妻の別荘』系列になるかな。
 霧原の今年最後の長編になります。ぜひぜひ、お手に取ってくださいませ。

2015年11月18日(水)

宣伝です

 書くことがないので、宣伝です。
 今月は、新刊一本、短編一本が出ます。
 
『人妻・奈津子 他人の指で』(二見文庫 11/26発売)
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E5%A6%BB%E3%83%BB%E5%A5%88%E6%B4%A5%E5%AD%90-%E4%BB%96%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%8C%87%E3%81%A7%E2%80%A6-%E4%BA%8C%E8%A6%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4576151843/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1447864662&sr=1-1

 タイトルからすると、痴漢ものっぽいですが、違いますので、お間違いのないように。家に侵入してきた、無実の逃亡犯に、人妻が―。

「初恋は女教師」(特選小説1月号所収の短編 21日発売)
 先月、今月と特選さんには連続で書きました。「昭和エロス」特集です。

 あとは、日刊ゲンダイ連載『トラッカー恋唄』をお楽しみください。今週は「京都の女」です。京都弁、はんなりして、書いててもいいですね。

 で、うちのハイビスカス、まだ花を咲かせている。

2015年11月09日(月)

そろそろ、やるか

 10日あまり休ませてもらって、ソファで映画ばかり見ていた。30本くらい見たかな。その間に、日刊ゲンダイの連載は2週書いたけど、そろそろまた創作モードに入ろうと思う。
 休んでいると、体調が良くなるどころか、どんどん悪くなり、底なし沼に吸い込まれていく感じ(笑)。

 もっともこの間に、何人かの編集さんと会って、来年の打ち合わせはした。
 美味しいものをずいぶんと食べた。休む時は、「美食」に限る。藁焼きのモドリカツオ、美味しかった。

 じつは、霧原の今年のテーマは、「エンターテイメントとしての官能」だったんだけど、来年も同じだな。エンターテイメントを極めたい。
 
 今年の刊行は結局13冊で、いつもより1冊多いんだけど、来年は少し刊行点数を絞ろうかと思っている。

 量産の時代は終わった──。

 と、思っている。