KIRIHARA KAZUKI
OFFICIAL SITE
KIRIHARA KAZUKIOFFICIAL SITE 霧原一輝 Kirihara Kazuki Official Site
霧原一輝 / 著者紹介

日記

2011年10月08日(土)

石持ち

 あの人が尿管結石で入院した。私も同じ病気で入院したことがあるので、なんだか親近感が。時期が時期なだけに仮病呼ばわりされているが、たぶん事実だと思う。
 結石はほとんどが体質的なもので、神経質で繊細な人にできることが多いから、あの人も見かけによらず細い神経をお持ちなのだろう。
 4ミリといったらそうとうデカイ。オシッコは順調には出ないと思うし、尿管に引っかかったときは激痛でのたうちまわっただろうと思う。これは体験した者しかわからない。
 ちなみに、霧原は今も腎臓などに5つほど石を抱えて育んでいる。阿古屋貝が真珠を育てるみたいに。それが尿管から膀胱へとおりてくるときはなんとなくわかる。今、おりてきてると思う。

 仕事は1クール終えて、次のクールに。
 書き下ろしを、連載をまとめたものでOKに変更してもらい、感謝。
 でも今月は他に短編三つあるし、来月の充電期間は書き下ろしが入ってきてなくなった。苦しい時にお世話になった編集者に頼まれると断れない。
 

2011年09月30日(金)

相次ぐ訃報

 散歩してると、もう稲刈りが始まり、ハンデに刈られた稲が干され、マンジュシャゲの赤が際立つ。
 
 挿絵画家の堂昌一氏と刺青絵で高名な小妻要氏が亡くなられました。
 以前に、小妻氏の江戸川沿いにあるご自宅にうかがい、取材させていただき、「あぶな絵師たち」という評論を書いたことがあり、その際、氏の絹絵を見て、その気が遠くなるような丹念でかつ大胆な線に驚愕した覚えがあります。
 今年の文芸家クラブで、彫蓮さんを通して小妻氏と再会を果たし、その際すでに胃癌だという話はうかがってはいたのですが……。
 縁を感じ、上京して小妻氏の通夜に行ってきました。美しいお顔で永眠なさっていました。
 ちゃきちゃきの奥様から生前のお話をうかがい、男の生き様について考えること多々あり。志摩紫光氏にもひさしぶりに再会できた。

 今、最終の新幹線で帰宅したところで、これから仕事。
 
 11月は充電期間にあてようと空けておいたのに、なんだか雲行きが怪しくなってきた。その前に人間ドッグに入り、体のチェックだけはしなければと思う今日この頃。

2011年09月22日(木)

なんで、こんなに

 昨日は台風のなか、強い雨風のなかをりゅうの散歩。こういうとき傘は役に立たない。黄金色に実り、頭を垂れている稲穂が倒れるのではと危惧していたが、こちらは台風の目の左側にあたるせいかそれは免れたようだ。
 ただ、道をかなり大きな倒木がふさいでいて、途中でUターン。
 根こそぎ引っこ抜かれるように倒れていたから、土壌がゆるんでいたのだろう。
 それにしても、天災が多すぎる。

 こんなときになんですが、4本出ています。発売順に。

1『悦』vol6(無双舎、9月17日発売)……「鬼の棲む蔵」の連載第2回を掲載
2『色情』(竹書房アンソロジー 9月20日発売)……短編「嫁の秘密」を掲載
3『特選小説11月号』(綜合図書 9月21日発売)……短編「秘すれば華」を掲載
4『小説NON10月号』(祥伝社 9月22日発売)……短編「夫には言えない二、三の事柄」を掲載

 書いた時期はだいぶ違うのですが、なぜか発売時期が一緒になってしまいました。2、3、4は同じテーマで書いているので、読み比べると面白いかもしれません。よろしくお願いします。

 それにしても、なぜこんなに苛立っているのだろう。散歩をしていても、どうしてもりゅうにつらくあたってしまう。
 りゅうがサカリがついていて、雌犬のおしっこをさかんに舐めるとか、私の足にしがみつき、ハアハアいいながら硬くなったものを擦りつけるとか。それだけじゃない気がする。
 ままならない……ということか。

2011年09月14日(水)

『愛しのラブホテル』発売

 明日、『愛しのラブホテル』(双葉文庫)が発売されます。ラブホテルもかつて「連れ込み宿」と呼ばれていた時代とはすっかり様変わりしました。
 これは、特定の地域だけで許可されている鏡張りの部屋でガラス張りのバスルームがある、懐かしく正統的なラブホテルを舞台にした物語。
 いけない人妻、巨乳の専門学校生、魅惑の愛人など出てきます。
 一気に読めると思います。その間の愉悦は保証いたします。ひさしぶりにラブホに行こう! いう気持ちになっていただければ。

 しかし、暑い。この残暑で、りゅうもぐったり。昨日は散歩の途中で自発的に休憩を取っていた。皮膚病はすっかり治った。
 二日前の散歩では、東の山際から怖いほどにでかい真ん丸のお月様が出ていた。中秋の名月でバットマンのマークみたいな模様もくっきり。けれど、どんどん昇っていき頭上にかかる頃には、なぜか小さく見える。
 たぶん距離的には同じだと思うのに、なぜこうも見た目の大きさが違って見えるのだろう?

 仕事は二見の書き下ろしをしながら、WEB連載。

 

2011年09月05日(月)

カアチャンコワイ

 土曜日、何気に競馬中継をテレビで流していたら「カアチャンコワイ、カアチャンコワイ」と絶叫する声が。札幌競馬7日目・第5レースで、「カアチャンコワイ」という馬名の馬が2着に入って馬券にからんだのでした。
 馬名は基本的に馬主がつけるものだけど、やあ、思い切ったなって(笑)。馬名は競馬会が審査してパスしたものしかダメ。審査員が苦笑しながらも、まあいいかと認めた時の光景が目に浮かぶ。
 先週は変名馬が大活躍した週でした。
 小倉競馬12日目・第一レースでは、「オレニホレルナヨ」が一位に、第9レースでは、「フクラムサイフ」が二着に。3頭が同じレースにでたら、競馬実況はすごいことになりそう。
 霧原がもし競走馬を持てたら(まあ、九分九厘無理ですけど)、格好いい英語名などではなく、ださい日本語名をつけますね。牡馬なら「エロゴトシーサー」とか雌馬なら「オイカケテオイド」とか。

「日刊ゲンダイ」の連載『人妻同窓会』が先週の金曜日に無事終了いたしました。好評のうちに終えられたのもみなさまのお陰です。ありがとうございました。
 なお、『人妻同窓会』は日刊ゲンダイ紙では最終回を迎えたものの、双葉社WEBではまだ続きます。あと、10回弱でしょうか。
 現在、紙上に掲載されたものが二週間遅れでアップされていますが、それ以降も続くということです。引き続きご愛読のほどお願いいたします。
双葉WEBマガジン
http://www.futabasha.co.jp/wmf3/attention.html

2011年09月01日(木)

ヘンタイ玉子焼き

 もう9月、一年の三分の二が過ぎたことになる。
 今年はまだ旅行にも出ていない。時間があるときは上京して、新宿でひたすら酒を飲んでた気がする。だいたい三次会にまでなるのだけれど、ここの次はあそこの店というように決まってしまうのが不思議。
 二軒目に行く地下のスナック「ふらて」はいつもレコードがかかっている落ち着ける店で、名物は玉子焼き。からさにしたがって(つまり唐辛子の混入量によって)なぜか「ヘンタイ1、2……」と名づけられたふかふかで美味の玉子焼きは「ヘンタイ5」まである。霧原は2が目一杯だが、4でもまだまだという人が多くて驚く。
 だいたい女性はからさに強く、この前ご一緒した小玉二三さん、うかみ綾乃さんも「ヘンタイ4」を食べてもまだ物足りなさそうな顔をしている。いったい、どうなってるんだ?

 そういえば震災復興酒「希望の光」はまだあるのだろうか? 少し前に、新宿の「八吉」でこれだけというので頑張って空にしたのに、「もう一本ありました」って(笑)。あの一本はまだ残っているのだろうか? 今年最高に美味い酒だと思うし、残っているなら最後まで飲み干したい。

 仕事はすでに遅れ気味で、一段落がつく11月初旬には地獄をみるだろうな。わかっていてもままならないのが文章を書くということ。仕方ない。
 
 

2011年08月27日(土)

連夜の深酒

 一昨日は麻雀大会でその後、睦月さん、橘さんと編集者の方々と深夜まで飲み、昨夜は『蜜のしたたる宿』の打ち上げを特選小説さんにやっていただき、若手作家とイラストレーター、編集者さんとまたまた深夜、というより明け方まで飲む。
 小玉二三さんは若手といったら怒られそうだけど。ひさしぶりにお会いできてお元気そうでよかった。
 柚木郁人さんには、「霧原」のネーム刺しゅう入りブルマをいただいた。だいぶ前に用意されていたのをなかなか会う機会がなくて、受け取れなかった。手渡された時、新品だとわかっていながら、思わず匂いを嗅いでしまった自分が恥ずかしい。
 またまたすごいファンレターをいただいたのだけれど、その紹介はまた今度。
 
 二晩空けて帰宅したら、りゅうの後肢の太腿あたりが5センチほど脱毛していた。たぶん皮膚病。明日は病院に連れていかないと。


 

2011年08月23日(火)

『同窓生の娘』発売

『同窓生の娘』(悦の森文庫)が発売されました。霧原のデビュー作でもある『恋鎖』(双葉文庫)を完全改訂したもので、たとえ一度読んでいても楽しめるものになっていると思います。見本が届いて、読み返してみましたがやはり昂奮しました。霧原の原点を知る意味でも読んでいただきたい作品です。

 このところ仕事に追われて疲労困憊していたのですが、「特選小説10月号」の読者サロンに掲載されている、「蜜のしたたる宿」についての読者ハガキを読んで感動して、また頑張ろうという気になりました。
 内容はここには書きませんが、作家冥利に尽きるハガキをいただき、心底感激しました。ありがとうございます。

 読者の期待に応えるというわけではありませんが、来月はいっぱい出ますよ。
 書き下ろし長編が一本、連載の二回目80枚、ならびに短編が3本出ます。期待してお待ちください。
 

2011年08月14日(日)

サンスポ講座

 愛犬りゅうはこの暑さと、度重なる雷と地震、近くのふたつの工事現場の騒音という四重苦にみまわれて、尻尾巻いてて、ちょっと心配。

 昨日は大手町で開かれたサンスポ主催の性ノンフィクション講座に行ってきました。顔を出すのは講師をやって以来だから、3年ぶり。
 錚々たるメンバーが集まり、今や業界人の社交場となりましたね。
 講師は館淳一氏と深志美由紀(みゆきみゆき)さん。館氏の話はいつもながら氏の人柄がにじみでていて味わい深く、深志さんは団鬼六賞の優秀賞を受賞した際の話を中心に。
 今年の鬼六賞はすごいメンバーが応募しそうで、超ハイレベルな争いになりそうな予感。かくいう霧原も以前に、無双舎の社長に応募しようかなと打診したところ、お願いだからやめてくれ、と言われてやめました(笑)。

 仕事は遅々として進まず。この二日は一枚も書いていない。

2011年08月10日(水)

ままならず

 今朝も工事の音で起きた。だけど、これまでの音とはちょっと違う。ドーンドーンと地面を巨大なもので叩く音。
 二階の窓から見たら、近くで土地を地ならししていた。畠だった土地に家が建つらしい。
 うっ……しばらく二箇所の工事現場の音で朝、起こされるんだろうな。とほほの心境だが、一般的には昼まで寝ている人がいけないのだから、文句は言えない。

 昨日は神楽坂で麻雀をした。作家の睦月氏と双葉社、徳間の編集さんと、午後3時から10時まで、7時間。こんな長時間したのはほんとうに久しぶり。
 結果は惨敗でした。途中で「ままならない」「意にそぐわない」とか自分の状態を示す言葉がいらいろと浮かんできて(笑)。
 そういう時は場所を変えれば運も変わるのだけれど、二度場所替えをしてもなぜか霧原だけは同じ席。最後に根性でトップ取らなければ、もっと惨憺たることになっていた。自分を褒めてあげたい。
 かつて雀鬼と恐れられ、「お前とやるのはいや」と先輩に敬遠されていたあの私はどこに行ったのでしょう?
 ほんと、弱くなった。いつの頃からか勝てなくなった。
 麻雀、大好きだから、あの雰囲気を楽しみたくなってしまう。たぶん、霧原と卓を囲んでいる方は楽しいと思う。
 今使っている雀荘が閉店することになり、今月中にもう一度みんなで集まって、さよなら大会をする予定です。

 さあ、いっぱい遊んだから仕事だ!!!