日記
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2011年04月01日(金) 鬱々とした日々がつづく4月に入り桜の開花宣言が出たというのに、鬱々とした日々がつづく。もっとも大きな原因は、遅々として進まない福島原発の後処理だと思う。大震災からもう3週間が過ぎ、復興機運は出始めているけど、いまひとつ「頑張ろう」という気になれないのは、常に放射能の脅威にさらされているからだ。 白い水蒸気を出しているあの無残に半壊した施設をテレビで見るたびに、胃が痛くなる。最近いっこうに食欲が湧かないのは、あのせいだろうな。あれはボディブローのように効いてくる。夜を徹して過酷な状況で原発を落ち着かせるために働いている方々を思うと、無責任な発言はできないけど、でも早く落ち着かせないと。 出版業界も深刻な紙不足とインク不足にあえいでいるらしい。なんとかしのいでいただきたい。 仕事は新しく連載することになった雑誌の一回目の80枚を続行中。すでに〆切は過ぎているがまだまだ終わらない。この間に長編のゲラが二本入ったからというのは言い訳か。 2011年03月22日(火) 笑止千万ついさっきまで計画停電していた。17時からの二度目の停電は中止のようでほっとした。セリーグが開幕を4日遅らすだけで、4月中に東京電力内で減灯ナイターを開催すると聞いて、あきれたというより見苦しいと感じた。なぜパリーグの4月12日開催に歩調を合わせられないのだろう? パリーグは4月中は東北、東京電力の管轄内でのナイターはやらないことに決まった。球団経営の経済面とかあるのだろうが、パリーグにできて、セリーグにできないことはない。いい訳にはならない。 今日、節電啓発大臣の蓮ホウに報告に行くようだけど、叱責されてくればいい。 仕事は「小説NON」の40枚を続行中。 2011年03月19日(土) ほんとにナイターやるの!地方のテレビ局が義援金を受け付けていたので、振り込ませてもらった。有効に使ってほしい。 計画停電で度々停電するなか、なんとか書き下ろしを終えた。 夜間の停電でうちで活躍したのがソーラーライト。太陽光をエネルギーとして備蓄し、一晩中灯っている。普段は庭にあるのを室内に持ってきた。明度は低いが、電池切れの心配がないのがいい。 仕事はこれから「週刊大衆」の連載『ぬぷぬぷ添乗員』のラストを書いて(4月4日に出る号で終了)、今月中に短編と連載を、40枚、80枚、40枚書かなければいけない。 2011年03月13日(日) ひどい・・東日本大震災・・悪夢を見ているようです。霧原の住んでいる北関東の地もかなり揺れました。倒れそうになる本箱を必死に押さえていると、机に載っているマグカップの中のコーヒーの揺れがどんどん大きくなり、やがてあふれるのを見たとき、震源地の近くはひどいことになっているのではと感じました。 でもまさか、こんなことになっているとは。 こんな不条理なことが起こっていいのでしょうか。 避難され孤立している方の一刻も早い救出を。 2011年03月09日(水) 『昼下がりの公園天使』発売『昼下がりの公園天使』(双葉文庫)が今日発売されました。書店に並ぶのは明日くらいとのこと。会社を早期退職して公園管理のアルバイトをする中年男の話。男の夢をリアルに書きました。ぜひ、読んでいただきたい作品です。 今日3月9日は奇しくも霧原の50何回目かの誕生日。昨年はこの日に発売された『蜜楽さがし』(双葉文庫)が賞をいただいたので、今年も何かいいことがあればいいのだけれど。 しかし、還暦まであと×年か・・信じられない。俺が赤いちゃんちゃんこ着るの? 還暦なんて現代にはそぐわない。概念自体がなくなればいい。 暖かくなったと思ったら冷え込んだりするこの季節、ようやく活動しはじめた体長30センチを超えるミミアカガメの亀吉もとまどっている様子。それに比べてりゅうは元気。強力なフェンスができて、放し飼いしているから、ストレスが溜まらないようだ。 この前気づいたのだが、家の庭には亀と竜がいる。中国で北を護るといわれている玄武は亀に蛇がからみついたもので、東を護る青竜は竜。「亀吉」と「りゅう」じゃないか。 仕事はひたすら二見の書き下ろし。マラソンランナーの心境。早く給水所にたどりつきたい。 2011年03月02日(水) 痛み3月に入り、ようやくうちの巨亀の「亀吉」が冬眠から覚めた。暖かくなり、餌をやったら食べた。でも、寒くなったらもう食べない。亀の温度察知能力はすごい!!! 歯医者で歯石を取ってもらった。半年ごとにきてくださいと言われているが、歯石を取ったのは3年ぶり。地獄だった。麻酔を塗ってもらったにもかかわらず、あの神経に響くような、沁みるような、恐怖と紙一重の痛みは耐えられない。 いったい何を書いているのだろう? 2011年02月25日(金) 思うこと昨日は上京して、出版社と新年会&打ち合わせ。編集者のひとりが妻が身重で、もうひとりが結婚を控えているという話を聞いて、あらためて編集者にも各々の人生があるのだなと。うちは初めての子供が生まれたのが25年前だから、そういうこともあったなと。下の子供も今年大学を卒業して就職し、ようやく子育てから解放された。だからといって、生活が変わるわけでもないのが悔しい。 若作りはしているがけっこう歳だから、書かせてもらえるとしても書けるのはせいぜいあと十年か。いや、欲望があるうちは書けるはずだから、「老いてますます盛ん」状態で、「あいつ、まだ書いているのか」とちっと舌打ちされたい。 2011年02月19日(土) 『息子の嫁は元カノジョ』発売昨夜の満月は素晴らしかった。くっきりと丸く鮮やかで。三日月や二十六日月もいいけれどやはり真ん丸のお月様は王様です。『息子の嫁は元カノジョ』(竹書房)が今日発売されました。大柴宗平さんの表紙イラストがいいです。イラスト次第で売れる売れないかは多少変わってくるから、イラストとタイトルは重要だ。その点、この作品は表紙、タイトルとも点数が高い。問題は内容だけれど(苦笑)。 文庫では、今月末に別ペンネームのものが、来月の初旬には双葉社から霧原の書き下ろしが出ます。 家のフェンス工事もほとんど終わり、あとは門扉を差し込み、アプローチを整えるだけ。外観が見違えるようになった。これで、りゅうのリードを取れる。放し飼いはたぶんしないと思うが、庭でりゅうとボール遊びができるようになった。 仕事はプロットなどに悪戦苦闘して、どんどん遅れていっている。新連載もおかげさまで2本決まり、要領よくこなさなければいけないのだが、要領が悪い。 2011年02月07日(月) ようやく3月刊の双葉社の書き下ろしの原稿があがった。ぎりぎり間に合った感じだが、関係者には迷惑をかけました。今回は切羽詰っていたこともあって、ひさしぶりに達成感があった。だがそれはあくまでも作家個人の事情で、作品の出来不出来は読者に判断してもらうしかないのだけれど。 くそ忙しいとき朝の8時に寝ようとしたら、りゅうが脱走。りゅうは賢くて呼べば近くにはくるが、リードをつけさせる距離にはこない。ボクシングでいう距離感を保つ術を心得ている。かといって逃げるでもなし、家の周囲に行儀よく座って、天敵の猫が姿を見せたときだけ素早くダッシュして追い払う。 市議選は結果が出て、知らない候補が落ちた。当選ラインが1000票で彼は700票だったから最初から勝ち目はなかったかな。しかし、名前だけはしっかり覚えた。 作家という長距離ランナーには休息は許されない(?)。明日から、週刊大衆を4本書いて、特選小説の連載を書いて、それからまた書き下ろし。それが終わったら・・と予定はありがたいことに埋まっている。 2011年02月03日(木) あと4日うちの庭のフェンスをりゅうが暴れても大丈夫のように替えていて、朝から業者さんのドリルの音などで起こされる。昼間は市議会議員選挙のやたら名前を連呼する選挙カーの声がかまびすしい。 定員26名で立候補者27名。しかも、ひとりは無投票はまずいというので公示直前に立候補を決めたらしい。 こちらは、引っ越してきたときに前の道路を舗装してくれた議員がいて、義理堅い私はその人に投票することに決めているが、しかし、5パーセント弱の割合で落選する一名は誰だろうと、みんな噂している。落ちたほうが有名になれそう(笑)。 選挙日は6日の日曜日で、その日の夜中は書き下ろしの〆切でもある。 すでにぎりぎりで、半分原稿を渡して作業を進めてもらっている状況。2月は28日しかないので、その欠落した数日が本を作る上では曲者らしい。 あと4日で文庫本80ページか。書くしかない!!! 「特選小説3月号」に掲載された短編というか、連載の5回目の「私小説」の反響が大きくて驚いている。個人的にもいろんな方からメールをいただいたし、特選の編集部にも読者からの熱い葉書が届いているらしい。 |